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リベンジ

おとなしい性格で、博士タイプの小学6年生男子。
音楽も好きだけど、本をじっと読んでいるのも好き。
3年生からピアノを始めて、
譜読みはめちゃくちゃ速いけど、
「今のは、イイ音で弾けていた?」と聞いても、
「ワカラナイ…」

「先生の音と聞き比べて、ちゃんと違いを分かろうとしてる?」
こんなやり取りが去年は続いていました。
質問に受け答えする経験がこれまで少なかったのカナ…という印象でした。

そんな中で参加した昨年秋のステップ。
出だしを何度も弾き直ししちゃって、
演奏も「雑です」とアドバイザーの先生方全員から指摘され…

「ちゃんと練習したよ~」って平気そうな顔をしていたけど、
やっぱり悔しかったみたい。

先月に発表会も終わり、
秋のステップの準備を始めるのは7月からなので、
今は基礎を進めることと、なるべくたくさんの曲をどんどん経験させている時期です。

ソナチネをすぐに譜読みしてきた彼。
ざっと注意点をお話しして、1週間後ーー。

丁寧に取り組んできたね!

去年「雑です」と指摘され、
「丁寧に音を聞こう」と、毎レッスンでお話してきました。
発表会でもだいぶ「丁寧さ」が分かってきたカナ、という感じでしたが、
今回のソナチネはもっと「丁寧さ」が進んでる!

「だいたい上手に弾けているからこの曲は合格にして、他の曲にする?」
「ステップでもソナチネを弾くなら、もうちょっとこの曲を勉強しようかな…」と彼。
(ステップでは、課題曲は古典にしましょう、と皆さんにお話ししています)

そうか!
去年のリベンジをする!と、彼の中では静かに燃えているんだ!
失敗は成功のもと!です。

昨年のステップでベートーベンのソナタとメンデルスゾーンの2曲を立派に演奏した
中学2年生男子。
練習はタイヘンだったけど、頑張ったね~!
その分、合唱の伴奏オーディションは「カンタン~」と気を抜いて、
まさかの落選!

それがとっても悔しかったみたい。
この彼もおとなしい性格で、悔しさを表には出していなかったけれど、
今年の目標を聞いたら、
「今年はステップは受けずに、伴奏オーディションをガンバル!」そうです。
伴奏の楽譜は、彼にとってはすぐに弾けちゃうものだと思うけれど、
勉強も部活も頑張っていて、さらにステップとオーディションと…って、
去年は集中力の配分が難しかったのでしょうね。
自分のことをしっかりと見つめながら「配分」を考えたなら、
「思う通りにやってみて!」と応援します!

でも、古典の大きなソナタを勉強する機会がなくなるかな…と残念に思っていました。

すると、「レッスンで次にやってみたい曲があります」と教えてくれたのは、
ベートーベンの悲愴ソナタと月光ソナタとテンペストとか…。

来年3月の発表会まで本番はないけど、
充実したレッスンになりそうです!







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