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お姉さんになった?

習い始めて7か月たった5歳の生徒さん。

ピアノが大好き!
買ってもらった電子ピアノをバリバリ使いこなしています!
いろんな音で遊ぶのはもちろん、
内蔵されている曲をいろいろ聞くのも大好き!
そして、録音や再生のボタンまで自分で見つけたんだって!

レッスンが30分以上になっても、集中力もバッチリ続くようになりました。
ちょっと難しいことにチャレンジするのも好き!
間違えちゃったら「もう1回~」「もう1回~」と言うのが口癖カナ。
できるまで何度でも頑張る子です!

新しく習ったことは、すぐにできるものではナイ。
お家でじっくり練習して少しずつできるようになって、
やっと合格がもらえるもの。

彼女はまだこれを学び中。

初めて「メトロノームに合わせる」をやった時、
初めてだから、合わなくて当然。
合っているかどうか判断できる耳だってまだ出来ていなくて当然。

「今、まだ合っていなかったから、お家で少し練習してきて、
また次のレッスンで一緒にやろうね」

ところが…癇癪を起こす彼女…
出来ているかどうかもまだ自分ではわからないので、
「デキテル!」って思ったのかな…?
あれから数か月。
今では「今弾いたのは、メトロノームに合ってた?」と私が聞くと、
「どうだった?」と素直に私に聞き返します。
(自分で判断する自信がまだないようなので)

さて、ドレミがだいぶわかるようになってきたので、曲集の本が1冊増えました。
この本は「CDに合わせて止まらずに弾けたら合格!」にしています。
1週間練習して少し弾けるようになってきたので、
「CDに合わせるとは、どんなものか」を体験させるためにやってみました。
CDは、こちらが間違えても待ってくれないから緊張感もいるし、
伴奏をしっかり聞くことが必要。
彼女はまだCDもそんなに聞いていないだろうから、合わせられなくて当然。
間違えちゃったらどうすればいいか…も、これから経験的に学んでいくもの。

初めてで、当然うまくできなかった彼女。
「CDのテンポは速いね。もう少しすらすら弾けるまで一人で練習してから、
またCDにチャレンジしてみようね。」

ところが…
「イヤだ!」と癇癪…。
「今もう1回チャレンジしてもやっぱり間違えちゃうと思うよ。
すぐにできるものではないから、もう少し時間かけようね。」

「イヤだ!」

「じゃあ、もう1回CDに合わせてみる?」

「イヤだ!」

先生の言っていることは理解できているんだと思います。
それでも悔しい気持ちをうまくコントロールできないのかな。
「今日は時間も遅くなったし、これでおしまいね。」

「イヤだ!」
「バシッ!」

先生の手を払いのける彼女…
「あ!今、先生のこと叩いた?ごめんなさいも言えない?もう帰りなさい!」
厳しくする時は、私はとても厳しいです。
(人を叩く、危険なことをする、ご挨拶やありがとう、ごめんなさいが言えない、ということに対しては、私はとても厳しいです。普段は優しいですよ~)
彼女も癇癪を起して素直にゴメンナサイと言える状態ではないでしょうしね。

次の週。
「この前は、ごめんなさい。」
開口一番、ちゃんと言ってくれました。
その日のレッスンは、とても素直で、
例の本も、まず先生の伴奏に合わせて弾いてみて、
さあ、CDにチャレンジ~

やっぱりムズカシイよね~
また次のレッスンでも一緒にやろうね。

お母様がおっしゃるには、
この前、先生に悪いことをしてしまった罪悪感から、
今日はイイ子にしているんだと思います…

でも、なんだか一つお姉さんになった気がする!
こうやって、一つ一つ学んで乗り越えて、
子供さんは成長していくんですよね!



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