いい勉強になったね！
今月末に、学校の合唱の伴奏で本番を終えた中学生4人。
本番を迎えるまで様々なドラマが、それぞれにあったようです。
伴奏の譜読みを始め、
その曲の捉え方、歌との合わせ方などを学んだ
初歩の段階は楽しかったし、4人ともたくさん練習しました！
「もう、レッスンで見てあげなくても大丈夫ね。」
それでも、彼女たちにとっては、
ピアノの発表会よりも熱心に取り組んでいるものらしく、
毎回のレッスンで「ちょっと聞いてもらっていいですか？」と、
レッスンの最初に聞かせてもらって…
結局その後、
「ここは、もう少しこう弾いたら？」と、
音楽に完成はないので私もこの曲のレッスンを続けてしまったり、
彼女たちのそれぞれのクラスの悩みを聞いて、解決策を一緒に考えたり…
今月は、伴奏曲だけで1時間のレッスンが終わってしまう事が多かったナ。
中学生4人のうち、2年生の彼女のクラスでは、
指揮の担当になった子が、あんまり音楽に詳しくなくて、
伴奏の彼女がレッスンで、
「ここのテンポが変わる所は、どう振ったらいいんですか？」と、
指揮のやり方を私から習って、それを指揮の子に伝え、
伴奏者と指揮者で、仲良く「ここはこうしよう」と
話し合いながら音楽を作り上げていった、「うまくまとまっていたクラス」のケース。
1年生の彼女のクラスも、
指揮の子がやはり音楽に詳しくなくて、
伴奏の彼女が一生懸命「ここは、こう振るんやで」と教えても、
なかなか聞いてくれない！と悩み相談。
伴奏の彼女は、私と一緒にこの歌についてたくさん音楽作りについて考えたから、
こうしたい、ああしたい、がたくさんあると思うけど、
「音楽って、一方的に押し付けるものではないのよ。」
彼女も、
「自分は強く言ってしまう性格なので、そこを気を付けながら言っています。」
もともと、リーダーの素質がある彼女。
でも、独りよがりなところがあるのが、これからの彼女の課題だろうな、と思っていました。
彼女の話を聞いていると、
合唱に取り組んだこの2ヶ月で、ずいぶん立派になったなぁ！と感じます。
3年生の彼女は、
受験のため、今はレッスンをお休み中なので、
伴奏曲を2回ほどレッスンに持ってきただけ。
あとは、受験勉強が大変な中、時間を見つけてよく練習しました！
本番1週間前になって、
「レッスンに行ってもいいですか？」と連絡をもらいました。
久しぶりに聞かせてもらうと、
2回のレッスンで教えた内容を、よく自分のものにしています！
彼女の悩みは、やっぱり「指揮と合わない！」
話を聞いてみると、
指揮者は、「伴奏者が自分に合わせるもの」と思っているそう。
伴奏者の彼女も「ここはこういうテンポでやりたいのに！」という思いがあるそう。
「指揮者と二人で放課後練習したら？
ここのテンポチェンジやリタルダンドをどのようにするか、よく話し合って。
そして、アイコンタクトをお互いどこで取るか？
ピアノのソロの部分は、伴奏者に合わせてちょうだい！って話してごらん…」
あと、「クラスがやる気がない」も問題なのだそう。
伴奏の彼女は、人の前に立って指示するとかは苦手…。
指揮者の子もちょっと頼りないそう。
「他にリーダー格の子はいないの？」
「ソプラノのパートリーダー！」
「じゃあ、その子に前に立ってもらって！
リーダーが不在だからクラスがまとまらないんだと思うよ。
あと、ふざけている男子には、真面目にやっている男子から話してもらったら？」
「分かりました！頑張ってみます！！」
あれからたった1週間。
クラスでどんなことがあったのか分かりませんが、
彼女のクラスは、学年の最優秀賞に選ばれたそうです！
彼女、頑張ったんだろうな！
もう一人の2年生の彼女がいちばん大変だったみたい！
指揮の子も音楽にこだわりがあり、
「伴奏者より指揮者は上！」って思い込みがあるらしく、
音楽作りをいろいろと命令口調で言ってくるので、
伴奏の彼女もカチンときているそう。
彼女は彼女で、レッスンでたくさん学んだ自分の音楽があり、
「絶対に譲らない！」という姿勢…
「音楽に下も上もないのよ。そしてこれが正解！もないのよ。
プロの指揮者でも、自分の音楽ばかり主張したりはしません。
演奏者とは対等な立場で、お互いの音楽を尊重し、
ああ、そういう考え方もあるね！って話し合って、より良いものを作っていくもの。」
指揮の子とは、残念ながらお話できませんが、
伴奏の彼女は、今回のことで、
たくさんたくさん学んだね！！
本番後は、普段は厳しい音楽の先生をはじめ、
いろんな先生やクラスの子から誉めてもらって満足気！
今までにないくらい練習していたものね～。
きっと、音が誰よりもキレイだったんだと思いますよ！
相手の立場や自分の立場を総合的に考えることも学んだね！
音楽活動を通して、音楽も、そして諸々大切なことを学んだ
中学生たちでした！
4人とも、本当にたくましくなりました！！
本番を迎えるまで様々なドラマが、それぞれにあったようです。
伴奏の譜読みを始め、
その曲の捉え方、歌との合わせ方などを学んだ
初歩の段階は楽しかったし、4人ともたくさん練習しました！
「もう、レッスンで見てあげなくても大丈夫ね。」
それでも、彼女たちにとっては、
ピアノの発表会よりも熱心に取り組んでいるものらしく、
毎回のレッスンで「ちょっと聞いてもらっていいですか？」と、
レッスンの最初に聞かせてもらって…
結局その後、
「ここは、もう少しこう弾いたら？」と、
音楽に完成はないので私もこの曲のレッスンを続けてしまったり、
彼女たちのそれぞれのクラスの悩みを聞いて、解決策を一緒に考えたり…
今月は、伴奏曲だけで1時間のレッスンが終わってしまう事が多かったナ。
中学生4人のうち、2年生の彼女のクラスでは、
指揮の担当になった子が、あんまり音楽に詳しくなくて、
伴奏の彼女がレッスンで、
「ここのテンポが変わる所は、どう振ったらいいんですか？」と、
指揮のやり方を私から習って、それを指揮の子に伝え、
伴奏者と指揮者で、仲良く「ここはこうしよう」と
話し合いながら音楽を作り上げていった、「うまくまとまっていたクラス」のケース。
1年生の彼女のクラスも、
指揮の子がやはり音楽に詳しくなくて、
伴奏の彼女が一生懸命「ここは、こう振るんやで」と教えても、
なかなか聞いてくれない！と悩み相談。
伴奏の彼女は、私と一緒にこの歌についてたくさん音楽作りについて考えたから、
こうしたい、ああしたい、がたくさんあると思うけど、
「音楽って、一方的に押し付けるものではないのよ。」
彼女も、
「自分は強く言ってしまう性格なので、そこを気を付けながら言っています。」
もともと、リーダーの素質がある彼女。
でも、独りよがりなところがあるのが、これからの彼女の課題だろうな、と思っていました。
彼女の話を聞いていると、
合唱に取り組んだこの2ヶ月で、ずいぶん立派になったなぁ！と感じます。
3年生の彼女は、
受験のため、今はレッスンをお休み中なので、
伴奏曲を2回ほどレッスンに持ってきただけ。
あとは、受験勉強が大変な中、時間を見つけてよく練習しました！
本番1週間前になって、
「レッスンに行ってもいいですか？」と連絡をもらいました。
久しぶりに聞かせてもらうと、
2回のレッスンで教えた内容を、よく自分のものにしています！
彼女の悩みは、やっぱり「指揮と合わない！」
話を聞いてみると、
指揮者は、「伴奏者が自分に合わせるもの」と思っているそう。
伴奏者の彼女も「ここはこういうテンポでやりたいのに！」という思いがあるそう。
「指揮者と二人で放課後練習したら？
ここのテンポチェンジやリタルダンドをどのようにするか、よく話し合って。
そして、アイコンタクトをお互いどこで取るか？
ピアノのソロの部分は、伴奏者に合わせてちょうだい！って話してごらん…」
あと、「クラスがやる気がない」も問題なのだそう。
伴奏の彼女は、人の前に立って指示するとかは苦手…。
指揮者の子もちょっと頼りないそう。
「他にリーダー格の子はいないの？」
「ソプラノのパートリーダー！」
「じゃあ、その子に前に立ってもらって！
リーダーが不在だからクラスがまとまらないんだと思うよ。
あと、ふざけている男子には、真面目にやっている男子から話してもらったら？」
「分かりました！頑張ってみます！！」
あれからたった1週間。
クラスでどんなことがあったのか分かりませんが、
彼女のクラスは、学年の最優秀賞に選ばれたそうです！
彼女、頑張ったんだろうな！
もう一人の2年生の彼女がいちばん大変だったみたい！
指揮の子も音楽にこだわりがあり、
「伴奏者より指揮者は上！」って思い込みがあるらしく、
音楽作りをいろいろと命令口調で言ってくるので、
伴奏の彼女もカチンときているそう。
彼女は彼女で、レッスンでたくさん学んだ自分の音楽があり、
「絶対に譲らない！」という姿勢…
「音楽に下も上もないのよ。そしてこれが正解！もないのよ。
プロの指揮者でも、自分の音楽ばかり主張したりはしません。
演奏者とは対等な立場で、お互いの音楽を尊重し、
ああ、そういう考え方もあるね！って話し合って、より良いものを作っていくもの。」
指揮の子とは、残念ながらお話できませんが、
伴奏の彼女は、今回のことで、
たくさんたくさん学んだね！！
本番後は、普段は厳しい音楽の先生をはじめ、
いろんな先生やクラスの子から誉めてもらって満足気！
今までにないくらい練習していたものね～。
きっと、音が誰よりもキレイだったんだと思いますよ！
相手の立場や自分の立場を総合的に考えることも学んだね！
音楽活動を通して、音楽も、そして諸々大切なことを学んだ
中学生たちでした！
4人とも、本当にたくましくなりました！！
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