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習い事で育つもの

幼児さんから大学生まで、
長い間の皆さんの成長を見てきて思う事。

それは、教室に通ってもらうことで育ったものは、
「ピアノが弾けるようになったこと」はもちろん、
「音楽の楽しみ方」を分かってくれたこと、
そして、社会に出ていくたくましさを身につけてくれていることかな…と思います。

幼児さんの最初のレッスンから、
挨拶をきちんとさせるのは当たり前。
「こんにちは!お願いします!」
「ありがとうございました!さようなら!」
うまく言えなくても、頑張って言ってくれるまで待ちます。
泣いていても、待ちます。
うやむやに、今日は仕方ないね~としてしまう方が、
本人も残念な気持ちが残ると思うのです。
先生は優しくても、「これだけはきちんとしないといけない」という一線があることを、
この時から理解してくれると思っています。
そして、気持ちよく挨拶できた時も、泣きながらでも挨拶して帰った時も、
スッキリした気持ちになる事を経験的に分かっていくでしょう。

レッスン終わりに、アメちゃんをもらって帰るのが皆さん楽しみなのだそう。
でも、アメを手に取る前に「アメちゃんもらっていいですか?」など、
一言がないとあげません!

その一言がなかなか言えないために、アメを諦めて帰る事が続いていた生徒さん。
ある日、勇気をもってこの一言が言えた!
彼女にとっては大きな一歩だったでしょう!
もらったら「ありがとう」も言わないといけません。
帰り際にもらうので、アメをもらった「ありがとう」と、
挨拶の「ありがとうございました」と、
2回もありがとうを言うの??などの疑問が小さな頭の中をグルグル回っているでしょうが、
「ありがとうは何回言ってもいいのよ」
と、妥協はしません。
そのうち、それぞれ生徒さんなりに、セリフを工夫しているものです(笑)。

レッスンに来るコンディションにはムラもあるでしょう。
暑かったり、眠かったり、なんかそわそわしていたり…
でも、一生懸命教えてくれている先生の前では、
小さな生徒さんも、一生懸命レッスンを受けようと頑張ります。
この頃から、「一生懸命接してくれている相手に対する礼儀」を学んでいるのだと思います。
もちろん、体調が悪かったり、学校で嫌なことがあったり…
そんな事が見受けられる時は、自分を甘えさせていいのよ、とも伝えています。
どんな状況でも「根性論!」ではなく、
礼儀と我慢と思いやりとをバランスよく持って相手と接するのが大事、
と学んでくれればと思います。


準備不足(練習不足)でレッスンに来ると、
「練習していない!」と怒られるのではなく、
あなたの目標は何なのか?
お家でどのように過ごしてレッスンに来たいのか?
などを話し合います。
怒られるから練習するのではなく、
自分に対しても、先生に対しても、残念な時間になるから、
きちんと準備をしてこないといけないことを学びます。

4年生以上になれば、
お母さんに確認してくる事や、学校で確認してくる事などは、
自分でメモを書いて帰り、自分の責任で確認させます。
(もちろん、こちらでも親御さんにフォローで確認したりしますが)

こんなことを教室で続けているからかな…
中学生になって反抗期を迎えた時、
家族から社会へと自分の居場所を移そうとしていく年頃で、
ご家庭ではぶっきらぼうになっていても、
教室では、社会の中の自分の居場所の一つとして、
礼儀を持って、そして自分の考えをお話しする場として、
そして楽しく!!
目的を持って行動し、通ってきているように思います!

中学3年生で受験を迎え、
レッスンをお休みして高校生からまた来ます!っていう生徒さんもいれば、
ここでピアノ教室も卒業!という生徒さんもいます。
卒業!の生徒さんは、次の目標をしっかり持っていて、
礼儀正しく、自分を見つめる力もつきました。
高校生から、さらに自分の可能性を広げていけるでしょう!!!




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