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目標設定力

今月のピティナステップに向けて頑張っている生徒さんたち。

本番3週間前がいちばんタイヘンな時。
「まだまだ時間があるな~」と、のんびり構えていたら、
レッスンで「今日は暗譜で動画に撮るよ~」「えっ?!」

先週、「暗譜で弾く」も宿題にしていたのに、
本番の度に配る「本番へのチェック表」のスケジュールは、
もう何度も経験しているはずなのに!

無理やり暗譜で弾いてみて、動画に撮って、
ひどい状態の自分を自覚するのがこの時期です。

でも、ここから皆さんスイッチが入って、
本番まで急速に仕上げていきます!

その中で、
「今回は、何を目標に出るんだっけ?」と確認します。
本番チェック表にも、毎週目標などを書かせる欄があり、
それを見ながら、改めて話し合います。

本番の経験を重ねた子ほど、この話し合いはスムーズに進みますが、
意外と目標を見失っているのが中学生。

先週まで学校の定期テストがあり、2週間ほどレッスンをお休みしていた彼女たちは、
練習のペースもすっかり崩れてしまい、
初めにステップの曲を決める時に掲げていた目標をすっかり忘れてしまっている…

自由曲は自分の好きな曲を決めたのに、
仕上がりから程遠い状態の今、
「なんでこの曲を選んだんだっけ?」と、ヤル気と自信がなくなっている!

課題曲は、「基礎力アップのために古典を弾こうね」「うんうん」
という3か月前のやり取りは、彼女たちの中ですっかり色あせてしまって、
ただ「古典をやらなければいけないから」という、
いやいやながら、仕方なく弾くという感じに変わっちゃってる…

もう一度、
「この課題曲でどんなことを出来るようにしたい?」
「自由曲は、どんな演奏をお客さんに聞いてもらいたいの?」

自分の言葉できちんと言ってもうらうことで、
改めて脳にインプットされたことでしょう。

毎日忙しい中学生。
興味もいろいろと広がり、1日1日が濃い生活を送っていることでしょう。
数週間前に決めたことが、心変わりしちゃっている…
なんてこともあるのは当然だと思っています。
その心変わりと、ずっとブレない自分の信念は、
言葉にしてみて、改めて気付くものなので、
「自分の言葉で言う」を大事にしています!


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