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経験が残る

コンクール本選に向けて頑張っている小学2年生の生徒さん。

10月に初めて出たコンクール予選では、
当日の朝の練習が不十分で、
会場に着いてからも、ご家族皆さんバタバタしていて、
本人も、出演者席に座ってからもキョロキョロして、なかなか集中し始めない…

レッスンでお話しした当日の過ごし方が、うまくいっていませんでした。
(初めてだから仕方ないんだけどね。)

本選まであと1週間!という今週のレッスンでは、
「もう、予選の時みたいな失敗はしたくないね!」「うんうん」
(予選は、満足のいく演奏ではなかったのです…)

「そうすると、この1週間の練習は、出来てる!って思っても、
それを本当に本番で再現できる自信が持てるまでやらないといけないのよね!」
「うんうん!」

「当日の朝も、自信が持てるまでやらないといけないのよね!」
「うんうん!」

「会場に着いてから、何をすればいいか、このプリントに書いてある事をできるね!」
「うんうん!!」

たった1回のコンクール経験で、多くの事を学び取った彼女。
今回は予選を通して頂きましたが、
もし予選に通らなかったとしても、このような学びと経験が彼女には残ったはず。
それは来年に活かされるでしょう!

コンクールは、結果ばかりに神経質になる方が多いですが、
予選を通らなかった時に、
「練習が足りなかったのよ!」と叱るのと、
「いい勉強になったね。次は○○や○○を直して頑張ろう!」と言うのと、
どちらがお子さんにとって大事なのか、
冷静に考えると分かるのに、真っただ中にいる時は見えなくなってしまうんですよね。

予選を通った時も、
ただ結果を誉めるのと、
「あんなに頑張ったものね」「前より○○が上手になったものね」
とプロセスを振り返って誉めてあげるのと、
どちらがお子さんのためになるのか。

こんな内容のプリントも作ってお渡ししています。
(以前にNHKで放送された「エデュカチオ」という番組をまとめたものです)

「貴重な経験と学びが糧になる」という大きな見方で、
お子さんの成長を見守っていきたいですね!


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