日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

オンライン 山田亮音楽教室

  • ミの♯

    ミの音に♯をつけると何が起こるでしょうか?「♯」は音を半音高くする記号ですが、ミの半音上に黒い鍵盤は無いです。なので、鍵盤楽器においてミの♯はファと同じ音になります。 なぜ簡単な「ファ」ではなく、わざわざ「ミの♯」という言い方をするのでしょうか。 これはいろいろな場合があります。 ● まず、飾りの音をきちんと表現したい場合。 ある音に、半音下の音を飾りでつけることがあります。 ドに対して半音下の音を飾りでつけると「ド、シ、ド」。 レに対して半音下の音を飾りでつけると「レ、ド♯、レ」。 ... 続きを読む

    2018年8月31日

  • 自己嫌悪がやっかい

    音楽の練習をしていて、すぐには弾けない難しい部分に出会ったとします。 難しい部分は簡単にできる部分よりもっと詳しく観察して対策を立てる必要があるのですが、その障害になるのが自己嫌悪です。 自分が出来なかった時に頭の中が自己嫌悪で支配されてしまうと、そこで起きている事をしっかり観察する事が出来なくなってしまいます。 失敗した時に生徒を厳しく責めるような教育は、この自己嫌悪を大きくしてしまいます。これは生徒が自分で音楽の道を進んでいく上で効果的ではないと思います。 直すべき部分は感情を入れ... 続きを読む

    2018年8月29日

  • 簡単なところを探す

    楽譜を演奏する時でも、耳コピをする時でも、他の課題に取り組む時でも、難しい場所にぶつかって行き詰まってしまう事があります。 そんな時でも冷静になってじっくり観察してみると、本当に難しいのはその場所のごく一部分に過ぎないかもしれません。 逆にいうと、難しそうな部分をよくみて、その中にある簡単なところをほんの少しでもいいから見つけることが大事だと思います。そうすると、そこを足がかりに攻略していく事が出来るかもしれません。 続きを読む

    2018年8月28日

  • ペンタトニックいろいろ

    ペンタトニックスケールという音階があります。これは5つの音からできている音階。(ペンタは「5」という意味。例えば五角形は英語でペンタゴンといいます。) ピアノの鍵盤をドから1オクターブ上のドまで見ていくと、「ドレミファソラシ」と白い鍵盤が7つあります。その間には黒い鍵盤が5つあります。その黒い鍵盤5つだけを弾くとペントニックになっています。 黒い鍵盤だけを弾くと、なんとなく懐かしいような物悲しいような響きがするかもしれません。ペンタトニックは世界各国の民族音楽でよく使われていて、日本の民... 続きを読む

    2018年8月27日

  • 楽譜をみると固くなる

    「楽譜を見ながら演奏すると身体が固くなってしまうけれど、自分が覚えていて譜面を見なくても弾ける曲だとリラックスして演奏できる」という声を生徒さんから聞きました。よく分かります。僕も自分自身でそういう傾向があります。もしかしたらどんな人でもそういうところがあるのかもしれません。 覚えている曲は、音楽のイメージが身体に入っているので自然にリラックスしてして演奏できるのでしょう。ただ、もし楽譜を初めて見て演奏する時でも、とてもとても簡単な曲ならあまり緊張しません。簡単な曲だと、初めてみる曲でも自... 続きを読む

    2018年8月26日

  • 部分練習

    ある曲を練習している時に、どうしても間違えてしまうところがあるとします。 そこを直すためにはまず部分的な練習をした方が良いとされています。左手を間違えるのならば左手を抜き出したり、5小節目を間違えるならば5小節目を抜き出したりして、その部分が出来るようになったら全体を通す。 ところが部分練習をやるのはなかなか難しいようなのです。曲を弾いていて、どこか間違えると一度そこでストップしてまたはじめから通そうとする生徒さんも多いです。自分自身のことを振り返っても、部分練習はあまり好きではありませ... 続きを読む

    2018年8月25日

  • 音程をとるときは

    歌でも楽器でも同じだと思うのですが、音程をとるときは正確に高さをとろうとするよりも、その音程が持つ雰囲気・色合い・役割・空気感をしっかり感じようとした方がうまくいくと思います。 そっちの方がハモりやすいし、覚えやすいし、結果的として正確な高さの音になると思うのです。 続きを読む

    2018年8月23日

  • 人工知能がんばれと思うとき

    音楽の勉強において、いろいろな技法や理論などがあります。自分もたくさんお世話になってきたし、教える機会も多いです。 しかし技法や理論というのは問題もあると思います。技法や理論は整理されていて、余りにも学習することに向いています。なので、どうしてもそのことばかり考えてしまいがちです。 しかし特に音楽においては、言語化しづらいものの方が大事だと思います。技法や理論はさらにその奥にある大事なものを見るためのメガネだと思っています。 人工知能が発達してくれると、技法や理論でカバーできる部分を担当... 続きを読む

    2018年8月22日

  • まっすぐ

    いろいろな事をまっすぐとらえる事が出来ると良いなあと思います。 どんな状況でも、それを受け入れて楽しんでいきたいです。 続きを読む

    2018年8月18日

  • ワクワクすることと仕事

    ワクワクすることというのは、自分にとって予測不可能だったり未知なことだと思います。 一方、誰かが自分に仕事を依頼してくれる時というのは、確実な成果を求めている時が多いのではないでしょうか。 確実な成果が出るかどうか分からないけれど自分だからこそ依頼してくれる、という状況があると幸せかもしれないです。そんな時は、依頼してくれる人もワクワクを共有できているのだと思います。 そうなるためには自分の中に情熱が必要だと思います。損得以外で人が動く時というのは、強い思いを感じた時だと思います。 続きを読む

    2018年8月17日

  • 音楽で自分を証明しないとは

    昔のミュージシャンの言葉で「音楽で自分を証明しない方が良い」というものがありました。 自分はこんなに上手いんだぞ、自分はこんなにかっこいいんだぞと思って音楽をすると、その思いが音楽に出てしまうのでしょうね。 でもそういう欲のようなものを完全に消すのが良いのかどうかはわかりません。その欲も含めてその人の姿だし、その良く自体は悪いことではないし。 欲との折り合いのつけ方をどのようにするのかというのが、一つのポイントかもしれません。 もしかしたら、欲深い人ほど欲を上手に隠すのかもしれません... 続きを読む

    2018年8月16日

  • 自分の中にある感覚としっかりつながる

    魅力的な演奏というのは、演奏している人が自分の感覚を大事にしている事が伝わってくるものだと思います。本当によりどころになるのは自分自身の感覚だけだと思います。自分の感覚としっかりつながるために、練習があるのだと考えています。 続きを読む

    2018年8月14日

  • 自分の輪郭は

    「自分にとって一番の強みは、自分にとっては当たり前で普通の部分。でも他の人にとっては特別に思えるような部分だ。」という言葉があります。 その場合、その強みは自分にとってなんでもないものなので、ことさらアピールするのが難しいかもしれません。いろいろな人の意見を聞くとだんだん自分の輪郭がはっきりしてくるのでしょうね。 続きを読む

    2018年8月12日

  • 何を選ぶか

    いろいろな場所に行っていろいろな方の話を聞くのですが、よく感じるのが覚悟の大切さ。 覚悟というと大げさだけど、その人が何を優先して生きているかというのは他の人にもきっと伝わるのでしょう。あることを優先するということは、他のことを捨てることでもあります。全部取ろうとすると何も取れないのでしょう。本当にほしいものがある時、それ以外のものをあきらめる必要も出てくるのでしょう。 続きを読む

    2018年8月11日

  • ほめて育てるかどうか

    人を育てる時に、ほめて育てるかどうかという話があります。 私はほめて育てていきたいと考えています。 物事を学ぶというのはどんな分野でも長距離走のようなもの。どれだけ優秀だったり器用だったりしても、長い長い道のりを進んでいく必要があります。またその道のりは必ずアップダウンがあります。喜びや楽しみもありますが、つらい事やしんどい事もあります。 そんな状況の中「めげずに続けていくこと」こそが何かを成し遂げるのに一番大切な事だと思うのです。 だから、そばにいる人は暖かく励ましていく事が一番大事... 続きを読む

    2018年8月10日

  • ジャズのアドリブができるようになるには

    ジャズのアドリブをできるようになるには何をしたら良いか、よく聞かれます。 全くゼロからのスタートの場合、一番大事なのはジャズの有名なCD、いわゆる名盤と言われるようなものをたくさん聴いてみる事だと思います。有名なCDは有名なだけあって、魅力がいっぱいで楽しいです(^^) ジャズといってもいろいろなサウンドがあります。録音された年代を調べてみて、1920年代ぐらいから10年きざみぐらいで様々な時代のものを聴いてみると良いかもしれません。自分の好みに合うものが見つかると思います。 ところで、なぜアドリ... 続きを読む

    2018年8月9日

  • 「耳が良い」とは

    耳が良いというと、音を聴いた時にドとかレとか分かることだと思う方も多いかもしれません。もちろん音が鳴った時に音の名前がすぐわかる力も大事だし便利です。でも耳の良さとはそれだけでなくて、いろいろな良さがあります。 二つ以上の音が鳴った時、その二音の関係性をしっかり感じ取れると良いなあと思います。それには複数の音が合わさった時に生まれるいろいろな色や温度を味わっていくことが大事だと思います。 続きを読む

    2018年8月8日

  • ソルフェージュって何でしょうか

    ソルフェージュ。もともとフランス語ですよね。使い方に幅がある言葉です。 音楽家の基礎技能全般を指す時もあるし、楽譜をみて歌えるようにする訓練を指すときもあります。大学のソルフェージュの授業では「聴音」といってピアノで弾かれた音を楽譜に書きとったり、「初見視奏」や「初見視唱」といってはじめてみる楽譜をピアノで弾いたり歌ったりしました。 僕もソルフェージュと名の付くレッスンをしています。僕の場合は、音楽理論を身体で体感するようなやり方をしています。和音の種類や機能、またその繋がりを知識でなく体... 続きを読む

    2018年8月3日

  • カップをフルにの人

    自分に与えられた器を満タンにして生きていこう、という人に会いました。なんか面白かったです。自分はどちらかというとスカスカに生きてきたかもしれません。それはそれで有りだけど、もうちょっと満たしていってもまた面白そうだと思いました。 続きを読む

    2018年8月2日

  • 自分の力を発揮するには

    自分の力を存分に発揮するためにはどうしたらよいか。周りの力を発揮できる状況を目指して、そこに乗っかることで、自分も自然に力を発揮できるかもしれません。音楽をやっているとそんな事を感じます。 続きを読む

    2018年8月1日


↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ