少し伸び止まりを感じる時でもできること

こんにちは。
10月に入って２週目でやっと例年並みの陽気になってきました。
ブログ投稿も今だけ回数が増えています。

ピアノをやっていて曲がスラスラ弾けたら○もらっておしまい、もしくは強弱なども付けてひとりで弾けるようになっていたら終わり…などそれぞれ終わる、上がるタイミングは違ってくると思います。
時々頑張って練習もやっているのに○になかなかならないな～などもあると思います。
そんなときや本当は曲を弾くのと併せてできると理想的なのが指の動かし方に焦点を当てた練習です。

昭和世代にはお馴染みのハノン氏やチェルニー氏が残してくれている練習曲集や、アメリカのバーナム氏が書いた楽譜など、今は選べる教材が本当に豊富です。
音やリズムが譜面通り出来て○にすることもありますが、こうした教材を利用して体はあまり動かさなくても効率良く楽に弾ける感覚や状態まで出来ていて初めてその動かし方が本人に定着します。

昔は１つの曲をひとつきやふたつきかけてやった(やらされたw)ことが多く、ちょっと苦い思い出ですが、同じ曲を弾くのでも考える体の位置を変えると不思議とやり易くなったり弾きにくくなったりすることを経験してほしいとも思います。
こうした練習のなかから、自分で調節することを学んでいく面もありますね。