大人向け（中学生以上も）上達する練習方法

色々な方から、どうすればうまくなれますか？この曲どうやればうまくできますか？というご質問はいただきます。

これは皆さん気になることだと思いますし、私自身もいまよりうまく弾けるようになりたい漠然とした気持ちはいつもどこかにあると思います。
これは漠然とした向上心の表れと思っておいていただいて、あまりこのテーマを深く掘り下げて考えるだけでも曲の演奏が上達するかどうかは曖昧な所もありますので深追いは禁物かな…とも思います。

さて、うまくなりたいのは楽器がちがっても音楽をやっている方はそれぞれ思いは似たようなことをお持ちだということはアマチュアオーケストラに所属している方々とお話すると感じます。
音楽を楽しむ皆さんで共通点も多いことを感じます。

ピアノで考えますと、弾くときに上半身があまり動き回りすぎる傾向をお持ちの場合は動くことで不安定な要因を増やしてしまうことにもつながりますので、ほどほどに調節することもお話することがあります。
私自身も演奏する本場では色々体が動いてしまうことは自覚していますが、普段練習では曲の音並びやリズムを弾くために必要な動き、必要ではない動きを探って整理しておくこともしています。

そして楽譜の通りに曲を演奏するために頭で色々考え事しながら弾いている状態も必要ではあると思いますが、そのまま本番で弾きますと大抵は予想外な事故に遭ってしまいますのでさらに一歩深く進めて、考えなくても指が動き、手の移動がある場合は考えたり意識する前に手が移動先に移動しているような意識で弾ける練習を重ねると演奏の質はあがりますし、演奏が安定すると思います。