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作家ひのまどかさん。

 ずばり、ひのまどかさんの本はすばらしい!!
伝記ものを読む時、内容が事実かどうかはもちろん大切ですが、事実の説明より人物像が鮮明に、血の通ったリアルな存在として迫ってくるのでなくては意味がない。ひのまどかさんの文章はリズム感があり丁寧で繊細な描写、人生においてポイントになるシーンを劇的に描き出す圧倒的力があり、何度も読み返したくなるのです。特に、シューベルトとブラームスの本は涙なしには読めない、何回読んだかわからないくらい繰り返し読みました。他にもバッハ(子供も苦労も多い)、バルトーク(おたく)、ショパン(わがまま病人)、モーツァルト(なぜかお金の話ばかり)、チャイコフスキー(会ったことない女の人が何年も大金をくれる)、ワーグナー(超自己中借金王)、どれもすごく面白い!小学生でも読めるよう仮名がふってあり、写真も豊富。曲と作曲家が一体になって身近になり、理解を深めるためとても大切にしている本です。作曲家の人生って、なぜみんなこうも面白いの!?
 しかし!!残念なことに出版元の「リブリオ出版」が数年前に倒産!あわててまだ買っていない何冊か、古本で取り寄せました。有名な作曲家の何冊かは本文そのまま、他の出版社から装丁を変えて出版されているので、ちょっと安心しました。
 なんでもウィキペディアでわかったつもりになるのはとても危険だしもったいない。じっくり時間をかけて本を読むことは単に知識を得るためでなく、感動や共感を得て心に栄養を与える作業なのでしょう。それにしても、、、。毎年なんて多くの出版社がつぶれているのか。悲しく絶望的な状況だといえます。一体この先、貴重な本たちの運命はどうなって行くんだろうか??


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