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古関裕而さんの音楽

♫あれ松虫が~鳴いている~秋の虫たちの美しい音色が盛んに聞こえてくる季節となりました。先日、ある生徒さんに♫あ~面白い~の続きは何の声と質問したところ「牛の声」との答えが帰ってきて大笑いしてしまいました。
さて、みなさんはNHKの朝ドラはご覧になっていますか?今回は昭和の大作曲家古関裕而さんが主人公の「エール」と言う作品です。私の小学生の頃には古関裕而さんはまだご存命でしたのでテレビで見かける懐メロの老作曲家ぐらいの認識でした。ですが今回の朝ドラを見ることで、彼が生きてきた大変な時代を感じています。私も音楽を仕事としていますが、かなり自由度の高い仕事ではあります。しかし、第二次世界大戦の中では音楽を自由に作曲したり、演奏することは出来なかったようです。更に音楽は戦争への国民の士気をあげていくための道具として利用されました。ドラマの中では作詞家も国や家族のために散っていくことを美化する内容が求められていました。戦中の作家たちの作品は「軍歌」と言うことで現在ではほとんど演奏されることはありませんし、そんな音楽が街頭で流れていれば右翼の宣伝カーかとも思ってしまいます。今回、この番組をきっかけに古関さんの様々な軍歌を聞き返してみましたところ、音楽的に素晴らしい作品が多くて驚きました。戦後になりますとそれまでの終結として甲子園のテーマともいえる「栄冠は君に輝く」が作曲されます。歌詞は白球を追いかける球児を題材としていますが、曲自体は軍歌と変わらないのです。「栄冠~」を聴くと誰でもが元気になれる曲ですが、ひとたび歌詞が戦争に変わると恐ろしい物です。この「軍歌」を聴きながらどれだけの人々がなくなったかと思うと心が苦しくなります。


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