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鍵盤は白、それとも黒?

蒸し暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか?

早速ですが、先日よりお話ししている「ピアノの鍵盤の色」についての続きに入りたいと思います。

黒白だった鍵盤が、今の白黒になったのは19世紀ですので、ピアノの誕生が18世紀の初期という史実に照らし合わせると、誕生より約100年後ということになります。

王侯貴族が支配権を握っていた時代にあっては、「財力を誇示するために、象牙による白鍵を使った」と言われています。一方、財政上、余裕がなかった貴族が所有していたチェンバロ(ピアノの前身)は、今の黒鍵にあたる部分が薄茶色の木で、白鍵にあたる部分が焦げ茶色の木で作られていました。

19世紀になってから、白黒(あるいは濃淡)が逆転した理由としては、「白を基調にした方が見た目が良いから」など諸説あるようですが、確かなことは分かっていません。

むしろ、「最初はなぜ黒が基調だったのだろうか・・・?」ということの方が気になりますよね?

これについての理由もまた諸説ありますので、これから皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


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