日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

演奏権?

この四月から、ジャスラックが、音楽教室からレッスン料の2.5%を徴収するということを決定したことは、多くのピアノ教師にも動揺を与えていると思います。大手の音楽教室だけでなく、将来的には、個人経営のピアノ教室にもそれが適用されるとのことです。

ピアノ教室で使用されているマテリアルの多くは、著作権切れであったり、ジャスラックの管理下にないものや、オリジナルのテキストであったりします。

しかし、著作権使用料を回避しながら選曲するようになると、当然のことながら、レッスンや公開演奏の「質」「自由度」「幅」といったものに影響が出てくることが危惧されます。

また、師範演奏のために用いられる音楽の多くは、教室が利益を得る目的ではなく、生徒の教育のために、講師がボランティアで行っていることが殆どです。そのために、講師は自費で楽譜を買い、労力と時間を費やして練習します。

その上に、「演奏権」に対する支払いが加わった場合、「講師側がそれを負担する」か、「レッスン料を値上げするか」という選択しかありません。

いずれにしても、大きな信頼関係を築いている方々や、音楽の価値が認めて下さっている生徒さん方にとっては、このようなことがレッスンに影響するようなことは一切ないと思います。

どのような状況にあっても、変わらず、音楽を愛好して下さる皆さまであって欲しいと、心より願っております。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント