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壊れたピアノって楽しい?!

今日は、インターナショナルスクールで外国人の生徒たちを教えました。お昼から高校生のスタディーホールに教えていた時に、調律師の方が予告なくいらしたので、少しだけお待ち頂いたあとに、ピアノのコンディションについて短く伝達した後、私はレッスン室から退出しました。

次の生徒のレッスンのために戻ったところ、自分の目を疑いました。低音部のいくつかの鍵盤は、半分沈んだままになってるのです。そして、低音から順にスケールを弾いてみたところ、中音域から高音域にかけての音が、クリアに出ませんでした。すぐさま、弱音マフラーの不具合と気づいたので、内部を開けて、手動でそれを引っ張って直したところ、音の籠りについては一時的に直りました。

しかし、リセットすると又、同じような症状を繰り返すばかりか、強く弾くと鍵盤が元の位置に戻って来ない、弱く弾くと発音しないといった問題が顕著に見られました。

この状態では明日のレッスンが出来ないので、ビルディングマネージャーに、問題が解決するまでのレッスン室の変更をリクエストしました。

楽器の不具合は私たちピアノ教師にとっては深刻なのですが、子どもたちにとっては楽しいイベントだったようで、戻ってこない鍵盤や出ない音を弾くたびに、ニンマリと笑って、まるで宝物を見つけたかのように、嬉しそうな笑みを浮かべている子どもさんもいました!

そういう純真さって素敵ですよね!

でも、上級レベルの曲に取り組んでいる生徒たちに、そういう余裕があるワケないですから、これを機に、5月のスチューデントリサイタルに向けて、出来るだけ2階ホールにあるコンサートグランドピアノでレッスンを行うべく、学校に申請したいと思っています。


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