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大人のおたまじゃくし その2  Adult Tadpoles Part 2

皆さん、こんにちは!

今日は、昨日に引き続き、ひとりの生徒による意見(カエルの赤ちゃんはオタマジャクシだ!)がもたらした「生物学的な音楽的側面?!」についてお話したいと思います。

実は、昨日のブログの中に疑問符を残した「ナマコの幼生」の実態と、エリック・サティによって創作されたピアノ曲「(干からびた)ナマコの胎児」の狭間にある謎については、未だに未解決の部分が残っております!(汗)

しかし、そこに留まっていては、せっかく「カエルの赤ちゃんなるものは存在しない!」という「素晴らしい生命の神秘」に関する少年の発見を評価することが出来ませんので、再度、「果たして、大人のおたまじゃくしが存在するか否か」という原点の疑問に戻って、この問題について考察してみたいという衝動に駆られました。

そして遂に、次のような素晴らしい記事を見つけることが出来たのです!

『7月中旬ごろから青森県の広域にわたり、変態しないまま死んでいるオタマジャクシが相次いで見つかっている。当初は農薬汚染によるものだと考えられていたが、死骸から化学物質が検出されなかったため、「どうしてカエルにならないまま死んでいるのか」と地元の人たちも首をかしげている。

一般的にオタマジャクシの変態は5月上旬~6月下旬とされている。だが7月中旬ごろから「カエルにならないオタマジャクシが多く死んでいる。農薬などが漏れているのではないか」との住民からの問い合わせが県に相次いだため、実態調査に乗り出すことになった。

県から要請を受けた県立三富士大学農学部は県内の河川や貯水池に生息するオタマジャクシを捕獲調査に着手。解剖した結果、オタマジャクシから有毒性の化学物質は検出されなかった。調査に当たった農学部の江口尋教授も「どうしてカエルに変態しないのか、まだよく分からない」と首をかしげる。同大では県に「原因不明」と結論付けた調査報告書を先月末に提出した。

この経緯に興味を抱いた京都大学総合心理学部の坂本義太夫教授は、今月三富士大学に捕獲したオタマジャクシの譲渡を依頼。届いたオタマジャクシから1匹ずつ聞き取り調査を行ったところ、100匹中98匹が他者への依存性や自己愛傾向を示していることが分かった。

聞き取り調査によって明らかになったこのような「子供っぽさ」「大人に対して反抗的」などの性向は一般に「ピーターパン症候群」と呼ばれており、青森のオタマジャクシもこのピーターパン症候群に陥っている可能性が高いとの判断を示した。また今後ピーターパン化したオタマジャクシが本州を南下しながら全国的に拡大する可能性が高いと指摘し、早期にオタマジャクシ専門のカウンセラーを充実させるよう提言している。

坂本教授は「今の大人は自分たちが謳歌(おうか)した人生の尻拭いを子供の世代に押し付けている。それゆえ若者は未来に夢も希望も持てないし、大人になりたがらない。そんな人間の姿を見たオタマジャクシがすすんでカエルになりたがるだろうか」と、不況、増税、就職難で若者に負担を強いる昨今の政治に警鐘を鳴らしている。』

上記の内容は、ピアノを教える私たち教師や親御さんたちに対し、心の姿勢についての問いを投げかけるものであると言えます。子ども達の模範となるべき大人が、本当に音楽を愛しているのか、演奏(観賞することや、他人の演奏を称賛することを含めて)を楽しんでいるのか、先人の作曲作品にどれだけ純粋に敬意を払っているのか、ピアノを下らない他人との競争の手段に使っていないか、子供に苦痛(練習)を強要していないか等、自分の心に素直な大人であれば誰でも、自分を顧みて反省しないわけには行かないことに気づくと思います。

ウィステリア・ピアノクラスは、「大人のおたまじゃくし」に教えられつつ、音楽を愛好する方々が、楽器を演奏する喜びを心から体験することが出来るよう、ピアノを通して皆さまのお手伝いをしたいと願っております。

最後になりますが、実は、上記の記事を読み終えた後、その内容の全てが「虚構」(フィクション)であることに気づきました!!(汗)

※このブログは、「虚構新聞」よりの転載を含んでおります。

Adult Tadpoles Part 2
Hello, again everyone!

As I wrote in my blog yesterday, one student’s remark arose a biological question regarding living creatures. I’m still not sure what the desiccated lavie of sea cucumbers about which Eric Satie wrote are like. To go back to the original topic by the boy, I searched the net to see whether adult tadpoles exist. As a result, I found the article below that says:

Many tadpoles which never underwent metamorphosis have been found in dead/alive in Aomori prefecture since mid July. Generally speaking, metamorphosis takes place from early May through late June. So, in the beginning people wondered if the situation was because of pesticide pollution.

However, no chemicals were found in either the soil/water nor the frogs’ bodies. Then, a prefectural university in Aomori named ‘Mifuji university’ embarked on searching this mysterious phenomenon reasching the conclusion ‘cause unknown’. Then, a professor Sakamoto of the faculty of Psychology at Kyoto university requested Mifuji university to assign/transfer some tadpoles for his inquiry survey.

The result said that 98 percent of the tadpoles show dependent/narcissistic personality disorder. This tendency is called Peter Pan Syndrome and is what many tadpoles have gotten in Aomori. Prof. Sakamoto advocated that some counselors should be enhanced in case the tadpoles with Peter Pan Syndrome spread down to Southern Japan. He opined that it is natural that such young tadpoles are unwilling to become frogs, because they have seen adult human beings who just had the time of their lives/enjoying things for only themselves.

As a result, youngsters now have to bear/cover the consequences of what they did. We should know that adults often forget about their mistakes.

I hope this instructive story will give an opportunity to piano teachers and parents who are too busy to deeply reconsider themselves before they scold children. I want them to love music and enjoy playing/teaching piano!

By the way, I noticed the story above was actually fiction after I had read the article!


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