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文学と美術を愛する作曲家 ドビュッシー

みなさん、こんにちは!昨日は、美術と音楽の交差点についてお話ししました。今日は、ひときわ美術に造詣の深かった作曲家、ドビュッシーについてお話しします。

クロード・ドビュッシーは、生涯を通じて文学と美術を深く愛していました。彼のコレクターぶりはなかなかのもので、結婚して子どもができても、お給料が入ればお気に入りのアートショップで日本や中国の工芸品を買ったり、他国から美術雑誌や本を取り寄せたりしていました。その金使いの荒さは、友人に「君は家族の貧乏生活を見殺しにしている」と言わしめるほどでした。

しかし、これらの美術工芸品は、ドビュッシーにとってかけがえのないインスピレーション源でした。彼の音楽は、これらの美術品から得た影響を色濃く反映しています。

ドビュッシーは、19世紀後半から20世紀初めにかけて多くの傑作を残しました。『月の光』『アラベスク』などは、今でも多くのピアノ学習者にとっての憧れの曲です。

しかし、ドビュッシー自身はピアノ演奏で一番にはなれず、かといって和声や作曲の成績も冴えないものでした。作曲クラスの先生の講評には「知的。しかし制御の必要あり」「風変わりな性質」などと書かれ、酷評というよりは、教師たちは彼の斬新な音楽に困惑していました。しかしローマ賞という作曲コンクールでの優勝をきっかけに、彼の作曲家人生が始まることになります。

明日は、ドビュッシーの作品がいかにアートからの影響を受けているかについて、もう少し詳しく見てゆきたいと思います。お楽しみに!
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