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音楽と発酵: 科学的な視点

皆さん、こんにちは。前回は音楽と発酵の歴史について見てきましたが、今回はその科学的な視点から探っていきたいと思います。

音楽が微生物の活動にどのように影響を与えるかについての研究が進んでいます。例えば、ある研究所の試験醸造では、音楽振動を与えた仕込みタンクは酵母菌が活発に働き、発酵に要する日数も2日間短縮されたとの報告があります。また、瓶詰して半年間ねかせ、試飲・官能テストをしたところ、「香りがたかく芳醇」「のどごしがすっきりしている」といった評価が得られたといいます。

これらの研究結果は、音楽が微生物の活動に何らかの形で影響を与える可能性を示しています。音楽のリズムやメロディーが微生物の代謝や増殖に影響を与えるのか、それとも音楽が微生物の周囲の環境を変化させ、それが微生物の活動に影響を与えるのか、そのメカニズムはまだ完全には解明されていません。しかし、これらの研究は、音楽と発酵の間に存在する可能性のある興味深い関係を探求する一歩となっています。

音楽と発酵のこのような関係性は、私たちが日常的に楽しむ音楽や食事に新たな視点をもたらします。ピアノの旋律がただ耳を楽しませるだけでなく、私たちが飲む甘酒や食べる味噌の発酵プロセスにも影響を与えるかもしれないと考えると、音楽と食事の体験がより豊かなものになります。

次回は、音楽を聴きながら作る麹を使ったレシピを紹介します。お楽しみに!

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