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ブルクミュラーの探索:Op.100-13 Consolation

こんにちは、皆さん。今日はブルクミュラーの美しい曲、「なぐさめ」についてお話ししたいと思います。

この曲は穏やかな序奏で始まり、始終、人の心を和ませるようなしっとりとした雰囲気を醸し出しています。複数のメロディーが重唱のように折り重なって調和し、その優しさが一層深まります。

「なぐさめ」は新約聖書の原語であるギリシャ語で「パラクレシス」と言います。「パラ」は「かたわら」、「クレシス」は「呼び寄せる」の意味を持ちます。この曲では、メロディーが単独で自己主張をすることなく、常に寄り添う他声部との呼応の中で安定感を保っています。それはまるで、私たちが人生の荒波に揺れ動いているとき、音楽が私たちに寄り添い、共に歩み、力を与えてくれるかのようです。

この曲を弾くときは、そのメッセージを心に留め、自分自身が「なぐさめ」を求めている人々に寄り添う音楽を奏でることができるように、心を込めて演奏してみてください。

次回も、ブルクミュラーの素晴らしい曲について一緒に探求していきましょう。それでは、またお会いしましょう。

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