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ブルクミュラー18の練習曲第18番「つむぎ歌 Fileuse」:織り成す旋律の美しさ

こんにちは、皆さん。今日はブルクミュラーの18の練習曲の中から、最後の曲である第18番「つむぎ歌 Fileuse」についてお話ししたいと思います。

「つむぎ歌」というのは、昔のヨーロッパで行われていた紡績の様子を規則的なリズムの音楽にしたものです。この曲では中間部で断片的に左手がメロディーを弾きます。しかし、それを除くと一貫して右手が非常に細かい三連符を弾き続けることにより、紡いでいる様子を表現しています。

そのため、粒を揃えて弾くという技術が求められ、同時に右手でメロディーを浮き立たせるということが求められます。これは、この曲集最後を飾るにふさわしい曲です。

特に終尾部には「rapidamente」(急速に)と指示されており、これはまるで演奏者が一気に自身の技術を発揮するかのような瞬間を生み出します。この部分は、演奏者がこれまでの練習の成果を示す場面となり、その技術の向上を感じ取ることができます。この曲は、演奏者が自身の技術を磨き上げるための素晴らしい教材となるでしょう。

以上で、ブルクミュラーの18の練習曲の解説を終わります。皆さんのピアノの旅がこれらの曲を通じて豊かになることを願っています。

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