打楽器を好む神様

島根県の知人より、「美保関三保神社沖の御前」の写真が送られてきました。
三保関灯台から東の海に向かって鳥居があります。その先の海上に島があり、手前に「地の御前」があり、3キロほど先に「沖の御前」と呼ばれる等々島（とどしま）があります。風土記によると、美保神社の事代（ことしろ）主神は「鳴り物好き」であるため、この神社では午前9時と午後4時頃に拝殿で巫女舞が奉納されているとのことです。
「鳴り物」というのは、打楽器を中心とした楽器一般を指すものですが、邦楽や寺社での行事など目的によって随分と異なります。
ピアノを含む洋楽とのアンサンブルで用いられることもあり、大変興味深いです。