日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

色々な第三のペダル

今日は、都内在住の生徒さんと「スカイプ」を使ったオンラインでレッスンしました。
「生まれて初めて日本の土を踏んだ」という海外育ちの日本人生徒さんです。
さて、その生徒さんのお宅にはアップライトピアノがあるのですが、「真ん中のペダルが壊れている」と仰るので、最初は「グランドピアノのソステヌートとアップライトのマフラーペダルを混同しているのだろう」と思っていました。
ところが、お母さまのお話を聞いていると腑に落ちないことがあったので、ピアノの内部をカメラで写していただきました。
すると、案の定、マフラーがないことが分かりました。(もちろん、ソステヌート機能もありません。)
日本の有名ブランドのピアノで、しかも外観上は3本のペダルがあるのですが、現地のディーラーさんから、「このピアノでは、左のペダルと真ん中のペダルが同じです。」と説明されていたのだそうです。
当時のアメリカでは弱音器が必要なかったから、海外向けモデルの一部については、楽器メーカーがマフラーを付けなかったらしいです。
つい、「それならそんな紛らわしい細工をしなくとも、最初から2本ペダルでいいだろうに・・・」と思ってしまいました。
ところで、「一般的なアップライトピアノの真ん中のペダルは弱音器で、グランドピアノのそれはソステヌートペダルであること」は、ピアノを習っている方ならご存知だと思います。
しかし、「アップライトピアノの一部の機種にはソステヌート機能を備えたものがあること」は、案外あまり知られていません。
ペダルの本数だけで機種選定してしまうと、思っていたものと機能が異なることがあるので、ご購入を検討されている方は事前によく調べておいて下さいね。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント