日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

実験の結果は・・・?

米国にある音楽協会教育部門という団体が運営するウェブサイトに、音楽が子どもたちの健全な成長にいかに貢献するものであるかという記事が掲載されました。

日本語に訳すことと記事の転載の許可を頂きましたので、このブログで内容をご紹介させて頂きますね。

①「音楽的なトレーニングを受けた子どもは、日常の聴力も高い傾向があり、その中でもことさら重要なことは、この聴力は、雑音のある場所(教室など)で人(先生など)の話を聞く力、話に集中する力、聞いた事を覚える力に反映されるものである。」
②「子ども時代の音楽トレーニングは神経系を発達させ、更には神経系を根本的に変化させ、聴覚(音楽)トレーニングが終了した時期、すなわち成人してからもその状態は持続するものである。」
③「ピアノのレッスンを受けている子どもは、同年代の子ども達に比べ抽象的な推論能力が高いこと及び、継続的な音楽訓練によって、これらの能力は時間とともに向上することが確認されている。」
④「学習障がいや失読症などを抱える子供たちは、騒音で集中力を失う傾向があるとされているが、音楽レッスンを受けることによって大きく改善される可能性がある。」
⑤「音楽のレッスンを1年以上受けた子どもには、受けていない子どもとは異なる脳の発達が見られ、それは記憶力の向上という面に顕著に現れているという報告がある。」
⑥「音楽的訓練を受けた子どもは、識字能力、言語記憶、視空間処理、数学、IQなどの一般的な知能スキルと相関する記憶テストで、音楽のレッスンを受けてない子どもより良い成績を収めたことが確認された。」

音楽教育は生徒の注意力を研ぎ澄ますことや、ピアノのレッスンを受けたことで、児童がクリエイティブ(創造的)になるのを助長することは古くから知られていることですね。

又、音楽と数学に深い関係があることも多くの方々の知るところでしょう。拍節、リズム、音階を理解することによって、子供たちは、分割することや分数に対する理解、およびパターンをどのように認識するかという事柄を習得することが出来ます。

音楽のクラスを選択科目にしている学校で、2年間そのクラスに積極的に参加した生徒たちが、参加しなかった子ども達に比べ、スピーチと読解の処理能力を司る脳に大きく発展を示したということを論証する研究報告があります。

カリフォルニア大学アーバイン校での研究でも、音楽教育を受けた幼児が抽象的な推論スキルの劇的な向上を示したことが明らかにされました。音楽というものに、高次脳機能の鍵を握っている可能性があることを示唆する神経発火パターンがあることも発見されています。

楽器を演奏することで、目と手の協調性と細かい運動能力が強化され、楽器を学ぶ子供たちは、忍耐力、献身、そして努力の報いについて多くを学びます。

脳の発達に対する楽器の演奏の影響は、近年の最大の研究課題の一つですが、その研究によると、音楽トレーニングは、子供たちの細かい運動能力の発達を助けるだけでなく、感情および行動をコントロールする力をも向上させることは驚くに値することです。

トロント大学心理学部助教授で主任研究員のシルヴァン・モレノ氏が2011年に発表した研究によると、48人の幼稚園児がわずか20日間の音楽トレーニングを受けただけで、絵画鑑賞のレッスンを受けた幼稚園児のグループに比べて、言語IQが5倍増加したと述べています。

音楽トレーニングが、問題を計画、整理、戦略化、解決する脳の能力を強化することは、90%の高い率であると報告されています。

6才の子どもさん31人を対象に、ピアノを初めとする楽器のレッスンを15か月間受けてもらい、その前と後の脳の様子をMRIで観察するといった実験を行った研究機関があります。その結果、レッスンを受けた子どもたちの脳の細かい運動技能と聴覚を制御する領域でサイズが大きくなり、能力も向上したことが確認されました。 脳の左側と右側をつなぐ脳梁が成長したことが明らかになったことも非常に興味深いことだと思います。

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