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不幸な曲

ロマン派の曲がお似合いのA子さん、候補曲のひとつとしてショパンの「華麗なる大円舞曲」を挙げたところ、「いや、これは幸せ過ぎる。私は不幸な曲を弾きたいんです。」と。
「え?不幸な曲・・・?」と一瞬言葉に詰まりましたが、短調で出来ている曲をいくつか候補にしました。
同じショパンのワルツでも「ホ短調の遺作」は絶望的な暗さに満ちており、ヘ短調やロ短調のエチュードには不幸な雰囲気が漂っています。
短調の曲の多くは、途中に長調で出来ている部分を持っています。それは恰も、切り立つ崖と崖の合間に挟まれて咲いている小さな花のように、聴く人の心に安心感を与えてくれるものです。
それぞれの作品に持ち味があり、演奏する生徒さんにも個性があるので、ピアノは本当に面白いとつくづく思います。
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