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サブタイトルの考案者

ショパンの作品には、「幻想」「仔犬」「告別」「英雄」など副題をもつものが多くあります。
ショパン自身は、自分の作品に副題をつけることを好みませんでした。
現在、「英雄ポロネーズ」を練習している生徒さんがいますが、体力が必要とされるパワフルな曲ですね。
ところで、この「英雄」という副題を誰がつけたのかは分かっていません。
ショパンの恋人であったとされる女流作家ジョルジュ・サンドが、当時、小規模なニュースレターの中で、政治的な意味合いを持つエッセイ等を発信していたことは知られています。
彼女は、ショパンのポロネーズ第6番変イ長調を聞きながら、彼へ宛てた手紙の中で、「L'inspiration! La force! La vigueur! Il est indéniable qu'un tel esprit doit être présent dans la Révolution française. Désormais cette polonaise devrait être un symbole, un symbole héroïque!
霊感!武力!活力!疑いなくこれらの精神はフランス革命に宿る!これより、このポロネーズは英雄たちの象徴となる!」と書き記しました。
同曲が創作されたのは丁度フランス革命の時期でしたので、銃弾に倒れていく革命の戦士たちのことを表現したものに違いありません。
そのことより、当時の知識人や音楽家らはこの作品を「英雄ポロネーズ」と呼ぶようになったと言われています。
時代背景と照らし合わせると、このエピソードには説得力があり非常に興味深いですね。
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