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新学期で習い事を始めようかなと思っているおうちの方へ

今日はいつにもまして言い古された話で同世代の方は何を今更とお感じになると思う。でも年々親から子へ伝承されるものがすごく減ってきていると感じるので、子育て進行形の方々には新しい話に聞こえるかもしれないので書いてみることにする。

テーマは「ピアノは小学6年生位で趣味の域なんかに達せないよ」である。まずは非常に語弊がある表現であることを断わっておく。十人十色だからである。父兄は有名な曲を1曲2曲ぱらぱらと弾けるようになれたら。。。とおっしゃるが、素質のある子が頑張れば小学校6年間かけなくともその域まで到達できると思うが、多くは昔でいうバイエル(という教材)で終わってしまう。ピティナなら応用7位までは頑張ってほしいものだ。

小4位で始まる吹奏楽や合唱は、ピアノ学習者にとっては楽譜が読めたり音程がしっかりしている分だけ早く上達する可能性がある。そうなると得意意識も出てくるだろう。今時は皆平等とやらでパートリーダーすらいない所があるらしいが、昔だったら指導的立場を任されたりして自信もつき責任感も出てくるところだ。

私自身はピアノをきっかけにピアノを極めるのも良し、他の楽器や歌に目覚めるのも願ったりかなったりなのだが、ピアノがそこでスローダウンしてしまうのでつらい。私自身もずっと合唱をやっていて、ピアノ以外の音楽活動がピアノにもいい影響を与えることを知っているのでやめろとも言えない。

バイエル位で終わってしまうと、パートリーダーに求められる初見視奏もできないし、バンドを組んでもアンサンブルのところまでたどり着けない。もっともバンド仲間の話だと楽譜は読めなくても問題ないという話で、耳さえ良ければ後は努力でなんとか。。。ということらしいが、それはそれで認めはするが、楽譜がもうちょっと読めたら、違う世界も体験できるのにとクラシック畑にいる私は思ってしまう。

クラス全員女子がピアノを習っていてバイエル位はだれでも弾けるという時代は終わって、ピアノを弾ける人間が減ったようにも感じられる。そうなると私などはせめて当時のレベルまで生徒たちを引き上げたいと感じるのであるが、やりたいことがたくさんある時代とても難しいことのようだ。肩肘張らずにまずはやってみるという姿勢も大切だが、習うからには元をとる位の覚悟もほしい。せめてここまでは頑張ると、習い始めに目標を設定したらどうだろう?やっぱり発想がバブル世代?


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