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朝ドラ「ごちそうさん」より 火を噴かれても

12月26日NHKの朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」の1シーン。ネプチューンの泰三扮するめ以子の父親が、悠太郎が直面している小学校建設について、近藤正臣扮する悠太郎の父親と交わした会話。
悠太郎父:どの位(西門家の内情を)ご存知か知りませんが、(親父面して相談に乗ったりしたら悠太郎が)頭から火を噴きますよ。
め以子父:けど、それが親の役目じゃないですかね。火を噴かれても言ってやるってこともね...

いきなり話が脇道にそれるが、朝ドラは政府の指導があるのかもと思うことがある。戦後の混乱が描かれると、東日本大震災後の混乱とだぶるし、ごちそうさんは、インスタント食品にどっぷり依存している食生活に対する警鐘なのかと感じる。単純に私の世代のスタッフがドラマ制作のトップに就けるようになって感覚が似ているのかも。まあ妄想はこの位にしておこう。

さて、火を噴かれても….のくだりであるが、私はまさにこの言葉を聞いて育った。本当のことを言ってくれるのは親しかいないのだから耳を傾けなさいとずっと言われ続けた。今も言われ続けていて、最近は本当のことを言ってくれるのは子供しかいないんだからなどと悪態をつきつつ日々暮らしているが、一応わかっているつもりである。だんだん年齢が上がってきて忠告してくれる人が一人二人といなくなってくると本当に実感する。

中学高校時代、現実逃避で寝てばかりいる私に母は毎日今がどれほど大切なのか言い続けてくれた。親の言うことも十分わかったが、意志薄弱の私はとにかく勉強の習慣がついにつけられなかった。思春期のなせる業だったのかと思ったりもするが、生来の私の気質のように思う。大人になって「なぜあのとき言ってくれなかったの?」と親に言う人がいるが、私の場合散々言われたので少なくとも私は悔いはない。わかっていて勉強しなかったのは私だし、粘り強く言い続けてくれた親に感謝である。

最近は、そんなに言ったところで逆効果だからと言って放任している親が多いように感じられる。見守りだったら適切だろうが全く子供を見ていない親も少なくない。子供の人生は子供が決めるのだからというのも親の言い分も納得はするが、それは物事の判断がいろいろできるようになってきた大きい子供に対して言えるのでは感じる時がある。上手に種を蒔いて、上手に育つのを待ってあげたい。必要とあらば火を噴かれても言ってあげる強さも時には必要なのではないかな?


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