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日本人の女性の声

先日「チコちゃんに叱られる」で日本人女性の電話の声が話題になっていてタイムリーなので書いてみる。

前回アメリカ英語の音が好きだと書いた。私にとってアメリカ英語は鼻声で、学生の頃はネイティブにまちがえられるほどに話せるようになりたくて鼻声で話したものである。(今は少し大人になったので、普通に自分らしい声で話すように成長したつもり。)

留学中、日本人女子のグループがキャーッと盛り上がるとアメリカ人の注目を浴びた。日本人感覚では普通だが彼らには異質だったようだ。実際、日本人女子の声は甲高い声が多いと言われたことがある。骨格の違いもあるが、日本人女性の声は現地に溶け込まなかった。

自分のことを女性らしく見せたいときに声が高くなると私の中では思っていた。ホストファミリーのお母さんがクリスマス休暇で隣町から遊びに来てご挨拶した時に、自分の声が自然と上ずっているのに気が付いて、違和感を感じながらも染みついたものって抜けないと思った。数年ぶりに日本に帰ってきたときに、女性の声がキンキンと耳に痛かったのを覚えている。

アメリカ人の女性の声が電話のときに高くならないのは自然体で生きているからだろうと思っていた。自立している大人の女性が良しとされているせいか、ティーネージャーはこぞって化粧をし、大人びた格好を好んでする。それに対して日本女性はかわいい路線のおしゃれをする人の割合がアメリカ人に対して多い。最近はそうでもないが昔は日本のアイドルは20代になれば卒業という風潮もあったような気がする。若くてかわいいことが男性から求められるからだったのだろう。アメリカ人はいい年をした日本人女性(の一部)がやたらかわいい恰好をして、高くて甘ったれた声で話すのを聞くと不思議がる人が多い。

上手に日本語を話す外国人女性は、日本語を話すときは、意識して高い声を出すように心掛けていると聞いたことがある。親父ギャルなるものが出現した頃から日本人女子の声はだんだん自然な高さに下がってきて、生まれつきの声で話す人が増えたので私としては未だにこの話になるのは納得がいかないが、街の店員さんの声を聞いてみれば、そう思われても仕方ないかとも思う。

とは言え、最近の日本文化の認知度は高く、最近はかわいくて素っ頓狂に高い声を出していている日本のアイドルに萌えている外国人も多い。日本文化を通すのか、西洋基準に変えるのか悩むところである。


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