あみかとピティナのステップコンサート

最近ピアノを習うにあたって素人さんに役に立つかもしれない知識をあれこれ書いています。今日はピティナについての説明と感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ピアノと英語を教える私にとって、ピアノ協会は顔を出したいのに出せないでいる団体です。岩手には大きな団体が２つあり、ある年代以上の先生方はそのどちらかの団体に属していらっしゃることが多く、独自の検定試験を行ったり、勉強会を行ったりして研鑽を積んでいらっしゃいます。

その２つの団体とは別の、ピティナのステップコンサートに生徒を参加させるようになった理由は、全国規模で通用する検定試験に参加させたいと思ったことと、過去の数回教室内で行ったアンケート結果の２点です。

あみかの教室の所在地は城南小学校と附属小学校の近くで、ご近所の方も利用してくださいますが、転校生も習いにきてくださいます。全国どこでも実施しているピティナの検定試験の問い合わせもあったので、転校先でも続けることのできるピティナのステップコンサートに参加させようと、独自の発表会から切り替えました。

アンケートについては、私の気持ちと保護者さまの一致するところで教室をしたいと思って、過去に何度か実施した結果、専業主婦が当たり前だった時代とは違って、共稼ぎのために協力したくても協力できないという書き込みがあったことに始まります。昔流に会を開催すれば、係の分担に当然不公平が生じ、専業主婦/主夫だけが毎回仕事を担うことになります。仕方のないことではありますが、仕方ないで済まされないのが現代感覚なのでしょう。親御さんたちがずっと会場に座っていられる方法をとりました。

それは私にとっても同じことで、事前準備も当日の仕事もないので大変感謝しております。お手伝いをしたいという気持ちはあるのですが、冒頭で申し上げた通りピアノと英語の両方を教えていてなかなか両立することが難しいのです。それは皆さま同じことで、ピアノを教えながら、子育て、介護と、こなしていらっしゃる先生ばかりだと想像するので、最終的にはなにかと不器用な私は、ピティナの岩手県支部の先生方に甘えさせていただいているわけです。たった20人たらずで２日がかりの会を運営なさっていろいろご苦労なさっているとのこと、頭が下がります。