付き添い

暖房を使う季節になりました。人によって快適温度が違うので、付き添いの方がいらっしゃるとやきもきして、レッスンに集中ができず、付き添いを禁止にしようか悩んでいるところです。
今までは付き添いの方が待機するかどうかはお任せにしてきました。それは、付き添いの方がいると、
①私がきちんと仕事をしていることの証明になる
②家人にいい恰好をみせなくてはと、生徒が俄然張り切る
③家でどんなサポートをしたらいいのか、お伝えしなくてもわかる
④家と教室の往復は中途半端という配慮
などの理由で、同伴を許可してきました。(未就学児は色々)

今まで何度かアンケートをとって、調整してきましたが、人間年々贅沢になっていくもので、昔は冬の快適温度は18度～と言っていたのが、最近では暖房がずっと動きっぱなしでも寒そうにしていらっしゃる方が増えたような気がします。昔アメリカの家屋が全館暖房で随分贅沢なことをすると思った記憶があるのですが、盛岡界隈もそうなったのですね。結局そっちの方が省エネだというけれど、実験してみたら効率は別としてやっぱり部分暖房の方が暖房費は抑えられるけれどなあ。

ショッピングモールでも従業員がコートを着ないで仕事できるように設定してあるようで、客はコートを手に持って買い物する時代のようだし、住宅事情もどんどんよくなって、高気密高断熱のアパートに住んでいる人もいる時代、古い家に住んでいれば、確かに寒く感じても仕方がないのかなと思い始めました。

ウォームビズなんて実践しているところあるんだろうか？と友人が言い放ちました。律義者の私はばか真面目に守っていたもので笑われていたようです。あみかの教室も完成したときは、相当隙間面積Ｃ値が0.27㎠/㎡と、施工業者さんに大変褒められたものですが、科学技術は日進月歩ですっかり時代遅れになってしまったのかもしれません。教室の生徒さんにも、上着を脱ぎ着して温度調節してくださいと言ってきたのですが、それすら非常識な要求なのか？と悩み始めました。聞けば学校でも授業中コートを着て授業を受けていても何も言われないとのこと。すっかり様変わりです。

あれこれ気になり始めてインターネットを検索してみたら、意外や意外、レッスンの立ち合いを禁止している教室がことのほか多いことに気が付きました。理由はさまざまのようでしたが、それならあみかも禁止しちゃってもいいかなあと考えているところです。