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最近しでかしてしまった私の失敗

今日は恥ずかしながら最近しでかしてしまった私の失敗をご披露しようと思います。皆様にも考えていただきたいからです。
日頃子供達に何でも自分でやらせてくださいと言っている私は困ったことに短気なのです。ですから毎回約束の時間より5分位遅れてきてトイレに行っているような子供がいると苛立ちます。私が子供のときは、約束の時間より早めに来て定時からスパッとレッスンに入れるように準備するように言われたのでそれを生徒にも要求したくなります。しかし今時はビジネスであっても1分2分は許容範囲だと思っている人も増えているらしいので、あまり重箱の隅をつつくようには騒がないように気をつけていました。
しかし、どこが宿題になっているのかもわからず、とろとろ探して時間を無駄にしている生徒を見て、いつの頃からか私は付箋を貼ってすぐに楽譜を広げられるようにし、子供から楽譜をとりあげて私が開いていました。そんな先生どこにもいません。(多分)
しかし、いつのまにか譜面台に自分で楽譜を置かないで私に手渡す生徒が増えてきました。以前他の教室から移ってきた生徒に楽譜をぼんと渡されてびっくりしたことがありましたが、まさに同じことが起こり始めたのです。はて、これはいかんと気が付き、生徒たちに自分でするように伝えました。
するとどうでしょう。楽譜を手に持ったまま椅子に座ろうとしたり(当然難しい)、楽譜の順番はおろか、上下逆さまになっていたり、いろいろなことが起こりました。こんな簡単なことですら、自分でやらないと要領よくできるようにならないのです。付箋を貼ってもらうのが当たり前の子供達は、付箋がないから印がつけられないと私に付箋をねだりますが、自分でページに折り目をつけたり、何かしていいはずですが考え付きません。
随分と過保護にしていた自分に気が付き非常に反省しました。日頃子供達にやらせてくださいと言っているのにです!
頭の性能と持って生まれた性格とで仕事のしかたは変わってきます。性能が良い人は人がやっているのを見ているだけでどうやればいいかすぐにコツをつかみます。どんなに性能がよくてもずぼらな性格であれば仕事はずさんになります。やはり実体験をたくさん重ねることで人間学習するものなんだと痛感しました。
楽譜4冊をふうふう言って大変な仕事であるかのように必死で運んでいた子も数回繰り返したら、なんの苦もなくできるようになりました。


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