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ハロウィンにめぐらす思い色々

日本の10月の行事を英語で説明するように高校生に指示したら、ハロウィンを説明してくれた。思えばこの世代が幼稚園のときに私はハロウィンパーティをしていたのだから、考えれば当り前のことであった。
 
さて、毎回ハロウィンの度に感じることがある。trick or treatについてである。アメリカでは子供達が近所を回って家の人が出てきたらこの言葉を言うのである。大人はお菓子を袋に入れてくれ、子供達は礼を言って次へと向かう。
 
小学校中学年位までは親が付き添うので、大げさな言い方だが、社会で必要なコミュニケーションスキルを学ぶのである。
私がお世話になった家の子も母親と私に付き添われて出かけたが、恥ずかしがりやで肝心のフレーズが出てこない。「自分で言わなきゃお菓子は手に入らないのよ。ほしいならはっきりとお家の人に伝えなさい」と励まされていた。
 
アメリカでは小さい時から、自分の言葉でお願いすることを徹底している。The squeaky wheel gets the oil. (キーキー言うタイヤは油を注してもらえる)なのだ。また礼を言うのは日本でも同じだが、米国では親子間でも徹底している。小一になるまでには、どんなに恥ずかしがり屋の子でもpleaseとthank youは言えるようになっている。
 
さて、日本の子供達はどうだろう?基本同じだとは思うがなかなかはっきり言える子は少ない。黙っていても大人が察してやってくれるので、何も言う必要がないのである。もっとも、日本のハロウィンイベントは幼児がほとんどだし、卒なく会が終了すればそれでいいわけだし、トゥリッカトゥリートは意味のない音であろうから、大きな声で言えるかどうかはどうでもいいことかも等々。。。
 
バスを降りるときに、感謝の言葉を運転手さんに発して降りる乗客は年代を問わず減ったような気がする。お水を持ってきたくれた店員に礼をはっきり言うお客さんは50%いるだろうか?ファストフードで注文の品を受け取るときに礼を言う人もどれ位いるだろう?文化の違いだから、日本ではその程度では声に出しては言わないのかもしれない?言ったら自分も相手も気持ち良くなれるだろうに。
 
最後に唐突だが、友達がアメリカのハロウィンを称して「甘いモンくれよぉ。イヤだってんなら、こちとら最終兵器あるぜぃ"などと恐喝まがいのセリフで、子どもたちに他人宅を訪問させるとは!! 侵略訓練か!?」とジョーク飛ばした。妙に納得するものがある。


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