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ベテランお母さん パート2

今日は今年5月の日記に続いて私が共感するお母さまを一人紹介しよう。
そこのお母さまは小学校4年生の子供に休みや遅刻の電話連絡を自分でさせる。私は日頃時間がかかっても子供自身にさせることが大切だと思っているので、子供が電話をかけてくることにとても好感を持つ。最初は生徒がどきどきしている様子が伝わってきてがんばれーと心の中で応援しながら、多少会話を誘導することもあったが、最近は安心して聞いていられるようになってきた。反復練習が上達につながるのは別に勉強だけではない。最近は何でも親が先回りしてやってしまって、いつまでたっても何もできない子供が多いような気がするので、本当にここのおうちの方針には共感する限りだ。
 
よく新人社会人が電話のかけかたも知らないと私も含め大人はぼやくが、経験させてきてないまま大人になってしまったのだから、何も教わらないまま大人になった人間を責めるわけにもいかないだろう。(ばかじゃないんだから何も教わらなくたって自分で見ていたらわかるだろう。。。というご意見にも強く共感するが)
 
私が子供の頃は子供自身が電話連絡をするのは当たり前で、親が電話したりするとかえって過保護とか甘やかしているとか言われて恥ずかしいことと考える人が多かったが、今では親の連絡が増えてきて当たり前と言ってもいいくらいだ。(そういう親を持つ子供が大人になって新型鬱になっているケースは、今年4月の日記に書いたので参考にしてもらいたい)時代の流れだから私もいつまでも昔のやりかたにしがみついて強要するつもりもない。
 
しかし、私自身、小学生のときはずる休みの電話をしたりして、先生に見破られて注意されたり、うっかり時間変更のレッスンをすっぽかしてしまって、お詫びの電話を入れたりすることで、家の外で話す時の口のききかたであるとか、物の頼み方、謝り方等など、いろいろと練習させてもらった。電話だと相手の声音がわかるので、気持ちがダイレクトに伝わってくる。そのやりとりが成長させてくれるのだと考えている。メールは一方的に送りつけるだけだからお気楽だ。
可愛い子には旅をさせよというではないか。虎は我が子を谷に突き落とすというではないか。突き落とさなくてもいいから、いろいろと日々の営みをもっとやらせてあげてほしいと感じる。


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