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「生」の意味

最近はインターネットなどのおかげで、生身の人間のレッスンを受けなくてもよくなりましたが、もっと「生」のレッスンで五感を使ってレッスンを受けてもらいたいと思います。何度でも提案し続ける理由は、「生」に勝るものはないと再認識するできごとがあったからです。
 
それは私の入院でした。英語の暗記課題を出しておいたのですが、入院中は、生徒はCDを聞きながら練習するしかありません。休み明けに暗記のチェックをしたのですが、暗記自体は問題ありませんでしたが、あんなに上手だった発音がすっかり日本語なまりに戻っていました。そのクラスはまだビギナーの域を出ないので、もう少し長く習っていて単語レベルの発音は問題なく発音できるレベルまでに達しているクラスに比べて、まだまだ確実性に欠けていたのです。元々ピアノも習っていて耳がとても良いことと、口先が器用で、お手本をそっくりそのまま真似できる子の多い優秀なクラスでした。まだ英語はほとんど読めないので、CDを真似するしか練習する方法がなかったはずです。
 
お伝えしたいのは、それほどにCDをまねるだけでは限界があるということです。まだ英語が読めないせいで、頼れるのは自分の持っている「聴覚」だけです。DVDでしたら、「視覚」も加わるのでもう少し変わったのかもしれませんが、それでも「生」のレッスンで、先生の口元を見て、生の音を聴いて、実際に真似をして、直してもらう。。。先生の表情や語気に注意しながら、良い意味での緊張をしながらレッスンを受けるのとはびっくりするほどの開きでした。(コンピュータと将棋をするのと、生の人間と将棋をするのでは、脳の働きが全く違うのは周知の事実ですね)
 
これを日々積み重ねているのであれば1年もたてば大きな開きになるでしょう。幸いにして、通常のお盆休みを含む2週間の休みで仕事に復帰できたので、すぐに勘はとりもどしてくれましたが、つくづく生のレッスンは大切だと感じるできごととなりました。
 
生ジュース、生ビール、生野菜、生ハム、生チョコ、生クリーム、生放送、生演奏、生足(?)、どれもこれに勝るものはないというものばかりですね。
 
もっと、生身の人間対人間のレッスンを大切にしてもらいたいものだと思います。


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