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あいさつ どのように教えていますか?

今年も夏休み子供科学相談の時期がやってきた。1984年から30年続いているNHKのラジオ番組で、幼い子供と大人のやりとりが楽しくてずっと聞いている。

さて、ここ10年位だろうか、子供たちの挨拶が変わってきた。促されないと言わない子供が増えた。積極的に大人が「おはよう」と声をかけると、小学生位でも「おはよう」とため口で答える。幼稚園位がそう言うとあどけなくてかわいいが小学生となるとギョッツとする。

年功序列が廃止され、個人情報なのか年齢を実の子供に教えない親も増え、目上を敬う意識が薄れてきた昨今は普通なのかもしれない。ましてや韓国は儒教の国ですと紹介する時代である。日本も儒教が色濃く反映した国ではなかったか?

今年の放送初日では、ついに子供から「ありがとうございました」と言うことはなくなった。初日に何かと起こるのは世の常だが、聞いていて非常にあせった。対応の仕方を変えて数日のうちに「ありがとうございました」を言わせるところまでたどりついているのを聞いて胸をなでおろしたが、ここまで挨拶やお礼を実践させるのに手間取ったのは今年が初めてな気がする。公の場所で赤の他人に教えてもらうことに親は抵抗がないのだろうか?私などは自分のしつけが行き届いていないことを全国に知らしめているようで嫌だ。

最近の教育現場でよく言われるのは、大人がお手本を見せていれば子供は自然に真似するようになるということだが、そんなにできのいい子供は40人中1人位だ。門前の小僧習わぬ経を読むということわざがあるが、そんなのひとにぎりだと私は日々感じている。

付き添いが必要な小さな生徒の父兄は私にありがとうございますと言ってくださるが、それをまねるようになる子供は本当に少ない。私がしびれをきらして教えてしまうからかも。

実の子供に向かって「ありがとうございます」という親もいたが、それを言われた子供は5年以上経っても御殿様のままだった。なぜ、そんなまどろっこしいことをするようになったのだろう?こういうときはこう言うんだよと教えて何が問題なのだろう?

物覚えの良い悪いはあるが、だいたいの子はこうやるんだよと教えられると素直に従ってくれる。ごく一部の、親子関係や師弟関係がこじれてしまっていたり、反抗期の子供の対処のしかたではなかったのか?どうしてほんのひとにぎりのできない方に基準を合わせるようになったのだろう?それが弱者に優しい世界と言うのかな?


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