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このコマーシャル知ってる?

それはリッチな体験だった。
Milk tea, or royal milk tea?
えっと。。。ロイヤル。。。
というコマーシャルをご存じだろうか?

あれを見るたびに日本人の国際感覚なんてまだまだこの程度かと不快な気分になる。
何が気に入らないのか?きれいな女性のモーションに気を取られて、ついついroyalと言ってしまうところではない。pleaseを言わないことだ。多分ネイティブは子供の時からきっちり教えられていて体にしみ込んでいるから、あんな場面でぽーっとなってもpleaseを言い忘れることは絶対ないだろうと私は決めつけてしまう。散々英語の時間に指導しても、実際に見聞きする英語がこれでは人にものを頼むときにpleaseと言えるようになるのは難しいだろう。

なんといっても昨今日本は「お客様は神様です。」の精神が歴史上類を見ないほどのピークに達しているから、サービスを提供する側は、態度の悪い客にあっかんべーと思っていてもひたすらハハーッとかしずいて、お客様はますます高ビーな態度に拍車がかかるのである。

欧米では、小学校に上がるまでに、Thank youとPleaseは言えるようになるのが普通だ。言えるようになるのではなく、親がそう教えるのだ。最近の日本みたいに、「親が言っていれば子供も自然と真似するようになる」なんてそんな悠長なことはしていない。その場で教えて練習を重ねるのだ。言わない子供にはWhat is the magic word?と質問すると、たいていはどの子も「私知ってるよ~!」と言わんばかりに得意げな顔でPleaseと頼む。(2012年11月に投稿した「ハロウィンにめぐらす思い色々」にも関連事項を書いたので是非そちらも参考にしていただきたい。)

だから日本に来るアメリカ人(もっぱらアメリカ人と接触が多いのであえてそう書かせていただく)は、普段母国で普通に行われている良いとされている習慣を、外国である日本でも実践しようとするので、日本語は話せなくとも「ありがとう」と「お願いします」は言う人が多い。それを考えると、恥ずかしがることが許される日本では、気持ちがあっても必要な言葉を言えないことが許される傾向にあって歯がゆい。しかしながら昔はどんなに恥ずかしがり屋でも、言わなくてはいけないことはきちんと自分で言える芯の強い子供が多かった気がする。。。 あっ!「昔は。。。」が飛びだしてしまったので、今回はこれくらいにしておく。

あんた何さま?どんなに育ちがいいの?いえいえ、親にお水~!と言って、お水ちょうだいでしょっ!と注意された程度である(*_*;


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