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こぴっとコミットについて教えてほしいずら

「コミットしている」という表現がオバマ大統領来日の共同声明で使われたが、いつのまに日本語として市民権を得たのだろう?初めてこの言葉に出会ったのは大学受験のときで「言質を与える」と暗記した。ゲンチってなんだあ?と更に辞書を引いたが、それ以外にも複数意味があって、未だに英語も日本語も自分は使えない。しかしながらここ30年の間に日本語化したようで、最近「コミットする」と耳にするようになった。とはいえ、三省堂ワードワイズ・ウェブによるとこの言葉の理解度は国民の25%(2003年現在)と書いてある。4人に1人しかわからないのか。そんな言葉を国民向けに使っていいのかな?ここ10年の間にどれくらい認知度が上がったのだろう?

日本語英語は昔に比べて随分減ってきたとは感じるが、日本語化するときに意味が変わって使われる場合もまだまだある。例えばrevengeの第1義は「復讐をする、仕返しをする」であって、スポーツでいう「雪辱をはらす」とは相当ニュアンスが違うと私は感じる。さてさて、コミットはどうなったかと思ってインターネットで調べてみた。

複数のサイトを見てみたが、英語と同じように複数の意味がそれぞれに使われているようだ。まず、言質とは「後で証拠になるような約束の言葉」だから、約束するは約束するでも、公約する、誓約するなど、公的な場面で約束する意味で使われる。約束すれば、今度は約束したことを守るため/実現させるために、一生懸命取り組むだろうから、専心する、関与するという言葉も派生するのだろう。

「日米安保条約の下でのコミットメントを果たすために必要な全ての能力を提供している」は、日米安保条約という約束を果たすためにアメリカはやれることは全部やっているということか。
「両国は、高い水準で野心的で、包括的なTPPを達成するために必要な大胆な措置を取ることにコミットしている。」とは、TPP達成のために大胆な方法を取ることに必死で取り組んでいるということか。ふーん、アメリカの新聞は小学6年生がわかるような表現を心がけていると聞いたことがあるが、日米共同声明ではちょっと違うようだなあ。それとも英語を日本語に直す時に生じた誤差であろうか?それに、より具体的な表現を好むアメリカ人が抽象的な表現を選ぶわけがないと思ったら何にも決まってないとの報道だった。yes-manと言われた日本も変わってきているからねえ。タイトルは朝ドラ風だけど硬い話でした。


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このブログへのコメント

あみかピアノ・英語教室

2014年4月29日 17:24

わざわざコメントを書き込んでくださりありがとうございます。
これも何かのご縁でしょうから、今後ともよろしくお願い申し上げます。

あずまピアノ教室

2014年4月29日 14:30

私もオバマ来日関係のニュースで、”コミット”って…と、ひっかかったので、興味深く読ませて頂きました。
私は「かかわる」としか覚えていなかったので(^^ゞ、こんな重大なことにおいて「かかわる」と言われても
何をどうしてくれるのかピンとこないなぁ、と思っていました。
ま、結果、何もしてくれなくても、それだけなのかも… はっきり何をする、という気はない、ということ?
今までもニュースで気になった”コミット”ですが、国民の4人に1人が分かってる?そうなんですかね?!
いろいろと調べて下さったので、少しわかった気がします(*^^)v
ありがとうございました(^^)/