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音楽やピアノの一つの目的

音楽やピアノの大きな一つの目的について脳の話を念頭にお届けします。


まずは大脳の構造を簡単に説明します。

大脳は、大きく分けると

「大脳新皮質」

「大脳辺縁系」

「脳幹」

という3つの構造で構成されています。

それぞれ役割があります。

表面部分にある大脳新皮質では、

思考したり判断したり

私たちがよりよく生きるための「知性」に関することを司っています。

大脳の内側にある大脳辺縁系は、

意欲や情緒など

私たちの本能に近い「感情」に関することを司っています。

脳と脊髄を結ぶ橋のような脳幹は、

「生命維持」に関することを司っています。

「怒りや不安、恐怖という感情が起きているときは、大脳辺縁系が活発に動くことがわかっています。」

たとえば、

「怖そうな人がきた。」

「不安だから逃げよう!」

「自分の領土を侵略する者がいる。」

「勝負を挑もう!」


といったときには、大脳辺縁系が活性化している状態であります。

一方、怒りなどの感情をコントロールする理性的な判断や論理的な思考やコミュニケーションとを行うのが、
「大脳新皮質」。

その中でも前頭葉は、

人間のような高度な動物で発達した部位であります。

たとえば、

「ホラー映画をみて怖い思いをしても、パニックにならない。」

「沢山の仕事を前にして不安になっても、一つ一つやっていけばいつかは終わる。」など、

感情的な状態から冷静さを取り戻すことができるのは、

大脳新皮質の中の前頭葉がよく働くからと言われています。

つまり、怒りの感情は、「大脳辺縁系で生じ、大脳新皮質の前頭葉で抑える」という構図となっているようです。

この働きによって、怒りの感情は引き起こされたり抑制されたりしているのだそうです。

感情を育てるのは子供の脳です。

生まれたての赤ちゃんには思考する脳である大脳新皮質がほとんどありません。

赤ちゃんは感情が生まれる大脳辺縁系のみで、人の感情を読み取ります。

この子供期に育つ無意識の感情が大人になってからも影響し続けます。

脳全体を使っている音楽やピアノで

健康な感情の育成ができることがわかっています。

状況にふさわしい音に触れると、多くの人は共感が生まれ、誰もが楽しくなることもわかっています。

このような共感する力が感情の土台となると言われています。
 
それが安心できる社会を支えているのではないでしょうか。

子供の間に共感する力を育てることが音楽やピアノの大きな目的の一つだと思います。

当ピアノ教室でもそのお手伝いをいたします。

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