私がピアノを続けていて良かった理由

尾花沢市　ピアノ教室
早坂希望（はやさかのぞみ）です。



ピアノをやりたい！と習い始めたのが年中さん。

あれから３０数年。

なんだかんだと、ずっと続けています。



「ピアノ好きなんだねぇ」

と言われたりしますが、

実はそんなに実感がありません（笑）




たぶん好きなのでしょう。
（自分の気持ちに鈍感なタイプです・・）



でも私にとっては、

「好き」よりも

「必要なもの」

だなぁと思います。









ピアノは私にとって、

自分を主張できる唯一のアイテムでした。



勉強やスポーツが飛び抜けているわけでもなく、

人見知りでおとなしかった私が、

唯一自慢できるものがピアノだったんです。




音楽の授業で

「わからないことはのぞみさんに聞いてね」

なんて先生から言われたりして、

嬉しかったな。



ピアノが弾けるとことが私の価値

のように当時は感じていました。









大人になってから、気がついたことがあって、

それは、ピアノでバランスをとっていたということ。




子どもだって大人だって、

落ち込んだり辛かったり、

いろいろありますよね。




甘いものを食べてみたり

散歩してみたり

いろいろやってみても

どうしようもない時があったりします。




でもピアノを弾くと、

あれだけ悲しかったり悔しかったりしたことが

どうでもよくなっちゃうんです。




ゼロにはならなくても

薄〜くなるんです。








私は、言葉に出して表現することが苦手なので、

自分の中にいろんな感情を

溜め込みやすいところがあります。




そんな時、ピアノが

発散の役目をしてくれます。



思いっきり弾くことで

吐き出しているんだと思います。



言葉がない分、

何を思って弾いたかは

周りの人にはバレませんから（笑）











子供の頃から大人になった今でも

ピアノを弾くことが

私を支えてくれています。



ピアノの先生だからじゃないですよ。



ピアノにはそういう役目があるんだと感じます。




だからホームページの教室の特徴③に

「ピアノが人生を支える杖に」

とあげています。



ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、

人生のいろんな場面で

私はピアノに救われてきました。



だからこそ、

私はピアノを教える仕事を選んだのかもしれません。




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