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ピアノで集中力が育つ:音楽を通じた脳のトレーニング ( 続き)♪

前回のブログでは

「ピアノを弾く」ことは

「脳をフル回転させている」と

お伝えしました。




「ピアノを弾く」という行為。

脳はどんなふうに働いていると

思いますか。




脳は前回のブログでお話したように

「前頭葉」「頭頂葉」「側頭葉」

「後頭葉」の4つに分かれていて

それぞれ異なる役割を担っています。




「後頭葉」は、主に視覚情報を処理する部分。

「側頭葉」は聴覚や記憶。

「頭頂葉」は空間認知。

「前頭葉」は、主に思考や判断を扱うそう

です。




ピアノを弾く一連の動きをそれに

当てはめてみると




まず

①楽譜を見ます。

この「見る」が後頭葉視覚野。




次に

②その視覚情報を<作業記憶>を担う

領域で一時的に蓄えられます。

よく聞く「ワーキングメモリ」ですね。

それは側頭頭頂部と前頭前野です。




そして、実際弾く前にもうひとつ

③「弾こうとする」実行機能という過程が

入り、前頭前野が働きます。




④そして、弾く。

その時、鍵盤の場所や距離感を認知するために

頭頂葉背側経路 で「空間認知」を行います。




そして指先を使った細かな動作には

前頭葉運動野 から体のあらゆる部分への

指令が出されています。




ピアノを弾く場合、左右の指先、肘、肩

体幹、足の筋肉、関節などと

同時にいくつもの部分に指令を出しています。

これだけではありません。




⑤聴く

打鍵された音は側頭葉にある聴覚野で

音情報として受け取り

「これはドだ、レだ…」と理解されます。




⑥そして、フィードバックが働く

弾いた音を聴いて、「間違えた」

「大きすぎた」「もっとこう弾きたい」

といったフィードバックが働き

瞬時に次の「運動の調節」に入ります。



この時には、運動野や聴覚野に限らず

その周辺やもっと深い「視床」「基底核」

「脳幹」「脊髄」といった領域までが

複雑に関わってくるそうです。




演奏中は、この6つの作業を

常に新しい情報を得ながら

しかも同時進行的に行われているわけです。




「ピアノを弾くと頭がよくなる」と

言われるのも、うなづけますよね。




ピアノを弾くって

楽しみながら、すごく頭にいいことを

しているんです。




あらためて書き出してみると

嬉しくなりました (╹◡╹)





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