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ピアノで音を出した後の手首は上げちゃダメ?!

お豆奏法に出会って

50年近く弾いてきた弾き方を変えて

今、ピアノを弾いています。




前回までのブログで

お豆奏法では、ピアノを打鍵する時

「緩めて弾く」

とお話しました。




私が今、それに加えて

苦戦していることがあります。




なんといっても、長年違う弾き方で

弾いてきたのですから

身体に染みついてしまっています。




今、それを矯正中というわけです。




その一つが

「弾いた後(打鍵した後)に

手首を上げない」です。




これがすっごく難しい。

歌いたいメロディーだったり

長い音符だったりすると

弾いたその手は指が鍵盤に残っていながら

上に上がりたがります。




それがダメなんです。

でも多くの指導者や解説本には

そうすべきと書かれているのでは

ないでしょうか。




でも、ピアノの音を出す構造を考えたら

違うんです。




ピアノはどうやって、音が鳴るか

ご存知ですか?




グランドピアノだと、屋根を開ければ

簡単にその動きを見ることができます。




鍵盤を下ろす。

それに連動してハンマーが上がる。

そのハンマーが弦を打って

音が出ます。




鍵盤を下ろすと

ジャックに押し上げられたハンマーが

シーソー状態で上がるんです。




ですから、音を出すというのは

常に弾き手からすると

鍵盤を下げるという下向きの矢印の動き。




鍵盤を下におろすことで

初めて音が出ます。




それに対して

「手首を上げる」「腕を上げる」

というのは

逆らった動きをしているわけです。




実際に音が鳴る瞬間を

ご覧になってみてください。




ハンマーは弦を打った瞬間

(=音が鳴った瞬間)

すぐ、下りてきます。




ですから、音が出てしまったら

鍵盤に残された指や手が

どんな動きをしようと音には

全く反映されないわけです。




ただシンプルに

「下向きの矢印方向に

浅いところを緩めて弾く」




本当にそれだけでピアノは響きのある音が

出せます。




機会があったら

どんなふうに音が鳴るのか

ぜひ見てみてください。




「百聞は一見にしかず 」と

言いますからね (╹◡╹)


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