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がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方

今日は音楽と離れたお話をしたいと思います。

みなさんはふだん、本を読まれていますか?



私は新聞の広告に上がっていて

興味を引いた本を図書館でリクエストして

読むことがあります。



つい最近読んだ本の中で

タイトル以上に読んで

心を揺さぶられた本がありました。



それは

緩和ケア医師で関本クリニック院長の

関本剛さんが書かれた


がんになった緩和ケア医が語る

「残り2年」の生き方、考え方


です。



43歳で、ステージ4の肺がん、しかも

脳転移ありの診断が下り


生存期間中央値のデータから

1〜2年以内にも死に至る可能性がある。



ご本人自身が「どんなに長くても

数年以内」という結論を出されています。



私と同じ兵庫県神戸市生まれで

たまたま夫と同じ出身校だと分かったことも

ありましたが、読みやすく書かれていて

一気に読んでしまいました。



私はシンガポールに駐在していた頃

ひどい腰痛に悩まされ

漢方での治療を始めていたのですが



出張で夫が居ないときに

私が倒れたら、小さい子どもはどうするの?

ということで、夫の長期出張前に

日本へ帰国したことがあります。



シンガポールでは、「卵巣嚢腫」という診断

だったので、母に婦人科の予約をとってもらい

帰国して診察を受けました。



その時の私は、漢方で治すつもりだったので

仕方なく病院へ行き

先生に私の希望を伝えたのですが

西洋医学の先生にありがちな否定的な反応。



ところが、内診を終えて診察室に戻ると

先生の態度が一変して


「松崎さん、悪性の可能性があるので

すぐに中央病院へ行って

検査を受けてください」



そうして、私は病理検査のために

何週間か入院することになりました。



4人部屋の患者さんは私以外全て

ガン患者さん。



幸運にも病理検査の結果

悪性ではなかったので、私は退院しました。



検査結果が出るまでは

悪性かどうかわからなかったのですが

ほとんど悪性の印象でしたので


「私がガン?」という思いと同時に

「死んじゃったら、いろいろ迷惑かけるなあ。

悲しませちゃうなあ。」と思いました。



と同時に、生に対する執着がなかったことも

たしかでした。



この関本ドクターの本を読んで

その当時のことも思い出しました。



日本ではどんなふうに最期を迎えたいかと

いう話をあまりしない気がします。



私は母の影響もあって

話をしているほうだと思います。



関本ドクターのお話は私には共感するもの

ばかりでした。



みなさんもよかったら

ぜひ、読んでみてください。


*がんになった緩和ケア医が語る
「残り2年」の生き方、考え方

 関本 剛著 宝島社


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