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写譜…読む・書く・弾く

教室では、ピアノを弾き始めの2〜3年あまり、生徒さん全員に写譜をしていただいています。
ノートに楽譜を写す作業は、小さなお子さんは音符を読む力に直結しますし、もっとずっと先の将来、初見に強くなるばかりか、楽譜の読み込みに対する意識が格段に上がるのは間違いありません。

小さな生徒さんに取り組んでいただくのは、まずは丸だけ、とにかく音符の場所がわかればOKとしています。次第に棒がついて、色が塗られて、八分音符にはお屋根がついて、小節線や休符ができて……と、理解度と共にじわじわと写譜のレベルを上げています。それにしても、小さな生徒さんが書く音符はどうしてこんなにも愛らしいのでしょうか。お顔がついたり(^^;おおらかで、大胆無防備だったり……。子供らしい音符に出会う度に、私の心はウキウキわくわくします♫
また、ある程度年齢が進み、初めて多声音楽を弾く時も、各声部をパートに分けて全声部の楽譜を作っていただいています。特にバッハのシンフォニアは、本当に脳みその分離が難しいですよね。弾くのも聴くのも難しい真ん中パート。三声がどうしても縦にしか聴けない方もいらっしゃいますが、パート譜を作ることで、今この指はどこの声部のどの部分のを弾いているのか…横へ横へと楽譜を読んで弾いたり、私とアンサンブルすることで各パートの役割がしっかり整理され、演奏もグッと立体的に仕上がります。しかし、こうしてあらためてシンフォニアのパート譜を眺めてみると、これだけの量の音符を両手10本の指だけで弾くのですから、人間の能力って本当にすごいですね。

楽譜はただの記号ではありません。誰かの想い、エネルギーなのです。写譜をすることは誰かの想いを汲み取って書き写すこと。どんな小さな作品でも、まずは意味がわかっても分からなくても、それだけで尊い作業だと思います。


教室ホームページのブログの方に、更に詳しい内容を書いています。
ご興味ある方は、是非そちらの方も覗いてくださいね。
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