ピアノが宝物になるために

「ピアノが一生のお友だちになるように」
「ピアノが宝物になるように」

こんなふうに考え、願いながら 毎日レッスンをしています。

では そうなるために どんなレッスンをしたらいいのか？

基礎をきちんと教えることはもちろんですが、クラシックに限らず 、ポピュラー、ジャズなど 様々なジャンルの音楽に触れて、楽譜を見て、パッと弾ける力を付けてあげなければ、と考えています。


先日 卒業生のＮちゃん(22歳？)から 突然動画が送られてきました。

着物姿でピアノを弾いています。
曲は 数年前のドラマ「コウノドリ」でした。

「友だちと4人で 京都に来ています。
おしゃれなカフェに入ったらピアノがあって、マスターが 『弾いていいよ！』と言ったので 弾きまくってしまいました。久しぶりに楽しかった〜」

とのこと。

そのあと すぐに電話がかかってきて、
「ピアノ弾いたら、橋本先生のこと思い出しちゃった！」

と 少し おしゃべりしました。


3年前の発表会でお手伝いしてくれて以来でしたが、「え〜？そんなに会ってなかった？」
という感じ。卒業生は 皆 親戚の子みたいです。


ピアノを見ると 弾きたくなる！そして パッと弾ける曲がある！

なんて素晴らしいことでしょう。


大学生 社会人になって、ピアノとは違う楽器で音楽を楽しんでいる生徒さんの話もよく耳にします。ピアノを習っていたのが役に立っている、と聞くとホッとします。


教本を順番に進めることも大切ですが、習いはじめの頃から 移調(違う調で弾くこと)をしてみたり、左手の伴奏型を変えてみたり…ちょっと遊んでみることは とても大切なように思います。

ということで、明日は ♬メリーさんの羊、旅に出る！ に しようかな〜？ と 思っています。

ではまた(*^_^*)