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ドイツロマン派の星、シューマンって Vol.1

シューマンという作曲家、ご存知でしょうか。
名前、聞いたことある。。という印象の方がほとんどなのかな、と思うのですが、小さなピアノ曲「トロイメライ」の作曲者、というと、ああ、そうなのね、と思われるでしょうか。

ピアノの詩人と呼ばれるショパンと同じ年に生まれています。1810年生まれ。
ショパンは東欧のポーランドの生まれですが、シューマンはドイツ生まれの作曲家です。

シューマンは素敵なピアノ曲もたくさん残しているので、シューマンついて、すこしずつここでもお話ししてみます。(シューマンの音楽の普及を目指す「日本シューマン協会」札幌支部の支部長を務めていますもので。。

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1810年6月8日にザクセン王国(現在のドレスデンを中心とする王国で、当時ドイツは統一された国家ではありませんでした。)のツヴィッカウで生まれたシューマンは、書籍商を営む裕福で芸術的素養に恵まれた父と、愛情深い母のもとで、幸せな少年期を過ごしました。
ひとりピアノに向かい、幼い指を鍵盤に落としては和音の織りなす響きの妙に涙を流したという幼少期、無類の読書好きの父親の影響で読書に親しみ、ギリシャ古典、シェイクスピアにも親しんだ文学少年期、学校の友達と一緒にベートーヴェンの音楽を奏でてはその斬新さ、巨大さに熱狂した青年期。
稀有な感受性に恵まれたシューマンは恵まれた環境の下、文学の素養豊かな青年へと成長しますが、シューマンの姉が図った入水自殺を契機に、明るく幸せなシューマン家は崩壊していきます。
父は心痛のあまり娘の後を追うように亡くなり、遺された妻は、あまりにロマン主義的な息子の身を案じ、堅実な現実世界に生きることを強く求めます。
母に対して優しい愛情を持ち続けたシューマンは母の心を思いやり、ライプツィヒ大学、ハイデルベルグ大学の法学科に進学するのでした。
(明日に続く)
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