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座り姿

発表会が近づいて来ました。

各生徒さんには、最後の練習に真摯に向き合われる一週間となりました。音楽にもその心持ちがしっかりと現れ、更にそれは座り姿にも現れています。


発表会やコンクールでは、まだ一音も発していない、座った時の姿を見ただけで、だいたいの演奏の様子が予測出来ます。

座り方は、多くの教則本の最初に書かれていますし、概ねはその通りなのですが、更に付け加えれば、重心のコントロールが出来る様に座る、と言う事です。

例えば両足が、無造作にペダルの近くに投げ出されていたら、骨盤の位置を微調整しにくくなりますから、思う様な音を出せません。
バーナム等易しい曲に取り組む時から足の位置の大切さを学んでいても、ついつい気が抜けてしまう時も有りますね。気づいた時に何度でも声かけをしています。

肩や肘が緊張して窮屈な姿の時には、リラックスの方法をあれこれとお伝えして試してみます。

背中が丸まり易い生徒さんには、出したい音の種類や表現によっては、何かの状況を思い浮かべたり、人や動物の姿勢に例えたりしながら胸を開く様に誘います。

丁度良い座り方は、この1ヵ所と決められる物ではなくて、時と場合によって、常に自然に微調整されている物です。

毎回のレッスンで、様々な声かけをしながら、いつの間にか大切な感覚として身に付く事を願っています。


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