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クレッシェンドの頂点はどこ?

今日はクレッシェンドのお話です。
言葉の意味は「だんだんと音を大きく」です。

これが自分で上手にできるように、レッスンの場では様々な声掛けを大切にしています。

①先ずはその言葉や記号が書かれている事に気付く事!

②だんだん大きくしてみよう!と思い!弾いてみる!

③思っただけではなくて、本当にだんだん大きくなる様に弾けたのか?自分の耳で確認する!

習い初めは、ここまでを声掛けをしてあげれば充分に良い演奏になりますし、そのように書かれている曲が多いとも感じます。勿論、解りやすい言葉を選び、楽しみながら試せる様に誘います。

特に自分の耳で確認するのはとても大切です。「やったつもり!」と「本当にできた!」の間には大きな違いが有ります。これは耳で確かめる他に方法が有りません。初心者の内から耳を澄ます事ができるように、サポートしたいと思っています。

曲が少しずつ複雑になる頃には、その先の事柄に触れて行きたいと思います。

④ そのクレッシェンドの仕方(どの辺りでどのくらい大きくするのか)を一緒に吟味する!

⑤楽譜のどこの音が頂点になるのかを一緒に読み取る!(慣れるとどんどん自分で気付く様になります)

⑥演奏してみて、頂点の音の、音量と音質を再び自分の耳で確認する!

⑤⑥については、一生懸命にクレッシェンドをする事だけに夢中になり、最後の一番大切な音を、きちんと鳴らすのを忘れてしまう事が良く有りますので、一言サポートしてあげるのはとても大切だと思います。

クレッシェンドの最後の一音まで音楽を運ぶには、どこまでを一息で弾くのか等、呼吸の仕方もとても大切です。呼吸をコントロールしながら上手に演奏できた時の、鮮やかな音楽表現と、生徒さんの嬉しそうなお顔は格別です。

嬉しい気持ちが、また次のレッスンに向けての原動力になるよう願っています。


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