第36話 100人百色
先日、幼稚園年長さんが体験レッスンに来られました。
かれこれ30年以上ピアノ教師をやってきて、これまでに多くのかたとの
出会いがありましたが、彼女ほど受け答えがはっきりしていて、
自分の意見を明確に言う幼稚園生は初めてでした。
まずお母様と少しお話しをしていると
「もう、ピアノ弾ける?」と。
聴音のカードゲームを終えて、次の内容に入ろうとすれば
「もっとやりたいよ〜」と。
そして私が、今日の体験レッスンはこれでおしまい、と伝えると
「え〜、もう終わり?もう‥‥」と、言葉が途切れ
何だか切ない雰囲気に。
終わった後にお母様とお話ししていると、今度はキッパリ
「ねえママ、私ここに通いたいわ」と。
うちの子どもたちは、初対面のおとなの人にとてもそんな風には言えませんでしたし、
私自身も親の後ろに隠れているような子どもでした。
お子様の性格はそれぞれに違った輝きを持ってますね。
最初は様子をうかがいながら、徐々に自分の持っているものを表すタイプ、
ずっと物静かだけど内に沸々とした情熱を持っているタイプ、などなど。
得意なことや苦手なこともわかってきます。
指導する側としては、1人ひとりの『楽しみを感じるツボ』を探りながら、
内容は?どう声かけする?と伸びていく指軸を掴んでいきます。
もちろんレッスンの事前準備も大切ですが、レッスン中は生徒さんの反応を
敏感にキャッチして即座の判断が求められます。
今回ご縁をいただけることになった彼女、
そのワクワクに応えられるよう、
まずは初回のレッスンお待ちしていますね。
かれこれ30年以上ピアノ教師をやってきて、これまでに多くのかたとの
出会いがありましたが、彼女ほど受け答えがはっきりしていて、
自分の意見を明確に言う幼稚園生は初めてでした。
まずお母様と少しお話しをしていると
「もう、ピアノ弾ける?」と。
聴音のカードゲームを終えて、次の内容に入ろうとすれば
「もっとやりたいよ〜」と。
そして私が、今日の体験レッスンはこれでおしまい、と伝えると
「え〜、もう終わり?もう‥‥」と、言葉が途切れ
何だか切ない雰囲気に。
終わった後にお母様とお話ししていると、今度はキッパリ
「ねえママ、私ここに通いたいわ」と。
うちの子どもたちは、初対面のおとなの人にとてもそんな風には言えませんでしたし、
私自身も親の後ろに隠れているような子どもでした。
お子様の性格はそれぞれに違った輝きを持ってますね。
最初は様子をうかがいながら、徐々に自分の持っているものを表すタイプ、
ずっと物静かだけど内に沸々とした情熱を持っているタイプ、などなど。
得意なことや苦手なこともわかってきます。
指導する側としては、1人ひとりの『楽しみを感じるツボ』を探りながら、
内容は?どう声かけする?と伸びていく指軸を掴んでいきます。
もちろんレッスンの事前準備も大切ですが、レッスン中は生徒さんの反応を
敏感にキャッチして即座の判断が求められます。
今回ご縁をいただけることになった彼女、
そのワクワクに応えられるよう、
まずは初回のレッスンお待ちしていますね。
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