369回目のブログ

「私のことーピアノを弾くことー音楽と向き合う時は？　などなど」Vol.159

　「いかにテクニックを身に付け、それを向上させていくのか」について、お話をしています。
　私自身についての続きをお話いたします。
　本番の時、事故が起こらないために、しっかりと暗譜をする必要があるとお話をさせていただいております。
　それから、本番の時に事故が起こらないために、もう一つ大切なことが思い当たります。それは何かというと、その音型に対して、技術的な不安があるということが上げられます。音そのものに対して不安があれば、もちろんその先に進むことができません。ですから事故が起きてしまうことがあると、お話をさせていただきました。が、どんなに暗譜が出来ていて、その先に進む音が分かっていても、その音型に対して技術的に不安があると、本番の時などの緊張している状態ですと、ふと自分自身の技術的な問題が脳裏をよぎり、指に力が入ってしまって、指が動かなくなってしまうこともあります。