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日本歌曲③・詩の意味が通じる歌い方は・・・

歌う前にまず詩を音読し
詩の意味
詩人が伝えたかったことを
理解します

そして
それを作曲家が作った
メロディに乗せる

当たり前のことですが、
詩人が伝えたかったことを
一番大切に心を配るようにします

そして
歌っている言葉(単語)が
名詞
助詞
形容詞
動詞

なのかを考える

名詞
言葉そのものに感情を込めるのではなく
四角いイメージできちんと発音
ただ心 とか 思い出 など
感情が込められている名詞は
その限りではない

助詞
これは基本的には目立たないようにそっと
作曲者が高い音でかいている時でも
大きく朗々とは歌わない方がいい

形容詞
これは
悲しい 嬉しい 愛おしい 愛する・・・
など
後に続く詩の内容を考え
一つ一つの発音にまで気をつけて歌う

例えば
「美しい」
悲しみの中で「美しい」
というのか
喜びの中で「美しい」

自ずと「う・つ・く・し・い」
それぞれ音の表現が違ってくるはず

動詞
動作を伴う言葉なので
動きがあるように空気をも流して歌う。
どんな状態でその動作をやっているのかを考え
感情表現を込める。
同じ「愛する」という言葉でも
子供を愛するのか、
恋しい人なのか
心が離れかけている恋人に対しての切ない気持ちなのか・・・
ちょっとしたことで
「あ・・・」
という響きが変わる
暗い「あ」明るい希望に満ちた「あ」
日本語の歌には
そんな思いも込めて歌うと

意味が伝わる歌になる。

全てのことを考えながら歌うのは
相当頭を使う。


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