「芸術手記」生きるLIVING/黒澤明監督の名作がイギリスで蘇る！

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国内外の賞を受賞した名作「生きる」。

黒澤　昭監督の代表作です。


主演の志村　喬が最後にブランコに乗って歌う、
「ゴンドラの歌」のシーンが印象的です。


ダイレクトには観た事はありませんが、
TVの再放送などで、観た覚えがあります。


今回イギリス1950年代を舞台にした、
リメイク映画として蘇りました。


黒澤　明監督原作の名作を
ノーベル賞受賞作家のカズオ・イシグロ氏が、
脚本を担当しました。


主演はイギリスを代表する俳優の
ビル・ナイ。


寡黙で”はんで押した様”な毎日の仕事。


そこに余命半年と宣告された
「死」までの「生」を、
”どの様に生きるのか？”が大きなテーマです。


その寡黙の中には揺れ動く心模様を
台詞の少ない映像の中で、


「表情」・目の表現・声の出し方など、
「心の葛藤」を実に見事に表現しています。



その「心の葛藤」をビル・ナイの演技と共に、
台詞の少ない部分を「音楽」が

台詞の役割をしている様に感じました。


ピアノのソロ・VnとVcが多く使われ、
jazzも２曲使われています。


決してハデなアクションや映像が
ある訳ではなく、

静かに・深く染み入る「上質な映画」です。


心の奥底にだれもが持っている「死生観」。

それが分かった時の「生き様」。



特にこの複雑で混沌とした現状だからこそ、
この様な「上質」な作品を多くの方に
観てほしいと強く思います！


◆黒澤明監督原作「生きる」。

◆ゴンドラの歌
生きる (Ikiru) 黒澤明 テーマ曲 -ゴンドラの唄- -


★今回の脚本を担当したノーベル賞受賞作家。
カズオ・イシグロ氏のインタビューから。

カズオ・イシグロが語る「生きる　LIVING」　"ささやかでも、ヒーローになれる"｜


★「生きるLIVING]

ナナカマドの木　映画　生きるLIVING　


★映画の中で「ナナカマドの木」を歌うシーン。
ビル・ナイが歌う

★エンディングロールに流れる「ナナカマドの木」

。。。。。。Good Luck ! 。。。。。。。。。


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